My Generation (自転車と本、あるいは音楽)

自転車での走行記録とか好きな本や音楽などをメインにお届けします

"Roll With the Punches" Van Morrison

英国アイルランドが誇るシンガー、Van Morrisonの新作です。

Roll With the Punches

Roll With the Punches

ここんとこ、コンスタントに新作を届けてくれてまだまだ御大も元気なようです。今作は”Stormy Monday"などのBlues, R&Bのカバーに自作の曲を足して15曲で構成されてます。ゲストも何人か来てるみたいで、Jeff BeckやPaul Jonesが参加してるようですね。


Van Morrison - Transformation

YouTubeに新曲の動画がありました。これはVanのオリジナルです。こういった曲調はもう十八番ですね、とっても癒やされます。スコッチなんか飲みながら聴くとほんま心に沁みます。

まだ来日したことがないんで、ライブがあれば是非行ってみたいんですが、御大は大の飛行機嫌いだそうでどうも無理っぽい。

2度目の単身赴任で遂に東京へ

このところ公私にいろいろありまして、なかなかブログ更新もままならずでした。

実はまた単身赴任になってしまいまして、今度は東京にということで。

f:id:mucho66:20170722221031j:plain:h400:left前回の単身赴任は名古屋でしたが、ベッド、テーブル、本棚はその時に使ってたものを使い回し。

部屋は少しだけ今回のほうが広いけど間口は狭いかもです。その他家電は冷蔵庫も前回使用時のものを使い回し、TVと洗濯機は中古。電子レンジは単身赴任解除となった上司よりもらいました。

f:id:mucho66:20170722221130j:plain:w400:left設備は前回借りてたところのほうが少しよかった気がします。前回はコンロがIHだったけど、今回はガス。給湯も追焚き不可です。もっとも前回は追焚きといっても熱湯を夜中に沸かしておくヤツだったんでお湯切れになるとシャワーも使えなかったんですが。

f:id:mucho66:20170722223557j:plain:h400:leftこのように、階段の踊り場からはスカイツリーが見えます。

f:id:mucho66:20170722224557j:plain:w400:leftちょっと歩くと隅田川に出れます。

9月末より本格的に東京に住み始めています。まあ、ホテル住まいよりは快適っちゃ快適なんですけどね、家事は自分でせなあかんのでトレードオフですかね。決まったものはしょうがないし、少しでも東京ライフを楽しみたいと思います。

”アンコール” 渡辺貞夫

アンコール!

アンコール!

5月末くらいに出た渡辺貞夫のライブ盤。曲目見て”ムズーリ”とか”ナイスショット”とか古い曲やってるんだと思ったら、それもそのはず一世を風靡した武道館でのライブ盤「How’s Everything」の再演ライブということだった。

www.barks.jp

80年のライブはギターはエリック・ゲイル、ドラムはスティーブ・ガッド先生、ベースはアンソニー・ジャクソンとかなり豪華なメンツだったが、今度のライブもなかなかのメンツ。鍵盤のデイブ・グルーシンは前回と同じで、ギターがロベン・フォード。これはちょっとビックリした。ベースがベン・ウィリアムス、この人はパット・メセニーなんかと一緒にやってるみたいだ。ドラムはウィリアム・ケネディ、イエロー・ジャケッツのドラマーとしても名高い。もう一人鍵盤がいて、ラッセル・フェランテもイエロー・ジャケッツの人。イエロー・ジャケッツはロベン・フォードのバックバンドから立ち上がったそうで、フォード一派で固めたということかな。

「How’s Everything」発表当時、世間ではナベサダは結構人気があったが、通な人たちからは「売れ線に走った」とあまり評判がよくなかったと記憶している。私はジャズにどっぷりハマってないんで、これくらいで十分いい感じです。(そんな私でもカシオペアとかになってくるとちょっと苦手である)巷でいうところのスムース・ジャズの源流みたいな感じではないだろうか。

Youtubeを探してもあまり新しい映像はなかったんで80年ライブの映像を。曲はベタですが、「マイ・ディア・ライフ」。ナベサダはアルトの人だと思ってましたが結構ソプラノも吹いてるんだと再認識しました。


1980 渡辺貞夫 :: MY DEAR LIFE Live @ Budokan (bo2o re-cut)

Sunwolves 今季最終戦を勝利で飾る - Super Rugby 2017

今季、最終戦秩父宮ニュージーランドから Bluesを迎え撃ち見事に撃破、今季2勝目を上げた。

www.sanspo.com

まさか Bluesに勝つとは思ってませんでした。前半はリードされて折り返すも、後半向こうにシンビンが出てその間に2トライを取れたのが良かった。いつもやられてることをこちらがやれて、NZ勢から初勝利。40点以上のスコア、8トライ、勝ち点5獲得と初づくしの勝利だった。しかし、松島のステップここ数試合キレッキレですね。凄かったです。

しかし、この猛暑の最中、真っ昼間にラグビーするなんてちょっと選手も観客も大変だ。ナイターは秩父宮の照明がスーパーラグビー 基準に達してなくてダメだったらしい。まあ勝てたのもこの天候が一因だと思うので、我慢せんとあかんかもですね。

これで昨季の1勝1分13敗の最下位から2勝13敗の17位と順位を一つ上げれました。ま、全然褒められた成績ではないけれども昨年よりはちょっとは良くなったということですね。

攻撃は通用するが、防御が課題

今季は松島、福岡、中鶴らのバックスリーがよくトライを取れていた。スクラムは何試合か崩壊したが、全般的に見て昨年よりはかなり改善された。ラインアウトも昨年よりはよくなってた。もともとアタックは昨年も通用した部分もあったが、今季の方が更に良かったと思う。しかし、勝利に結びついたのは2試合だけ。ディフェンスが悪くなってしまったからだ。

昨季終盤に怪我人が多数出て戦力が低下したということもあり、今年はいろんなメンバーをゲームに起用してきた。これは日本代表の底上げにも結びついているが、反面メンバーを固定してないが故の戦術の理解度に差が出たり、チームとして熟成しないというデメリットもあり、悪い方に出てしまっている。昨年は堀江や立川ら2015年W杯組が結構出ていたが、今季は2015年組の出場が少なく、どうもディフェンスが甘かった。序盤は僅差の試合も幾つかあったが、勝ちきれなくて波に乗れなかった。シーズンへの準備期間も少なく、ここも課題だ。

来季は3チーム減って15チームに

来季はリーグから3チーム少なくなることが発表されている。南アカンファレンスから2チーム、チーターズとキングスの除外が決定。豪州カンファレンスからも1チーム少なくなり、ここにSunwolvesが入ることが確定している。(豪州の除外チームは未決定)豪州カンファレンスへの移動はSunwolvesに取っては距離的に近くなるし、ラグビーの質という点でも南アよりは豪州の方が戦いやすいのではないかと思われ、メリットが多いと思う。

2年通算で3勝といささか寂しい結果だが、来季は勝利にこだわって欲しい。決勝トーナメントは難しいかもしれないが、5, 6勝はあげて欲しいところです。

村田、疑惑の判定負けとその後の展開 - ボクシング WBA 世界ミドル級タイトルマッチ

5/20日、有明コロシアムで行われたボクシングWBA世界ミドル級タイトルマッチに、ロンドん五輪で金メダルを獲得し、プロに転向した村田諒太が挑み、久しぶりのミドル級王者誕生が期待されたが、判定で敗れベルト獲得は成らなかった。

www.asahi.com

相手はフランスのアッサム・エンダム、タフな相手だったが、村田は4回にカウンターでダウンを奪うと以降のラウンドは終始優勢に試合を進め、手数に優る相手に対し、力強い一発で応戦。何度か相手をぐらつかせるシーンもあり、12回フルラウンドを終えてこれは勝ったなと思ってたら、1 - 2でまさかの判定負け。敵地ならともかく日本で試合をして不利な判定が出るなんて、ホームタウンディシジョンはどこに行ったの?どうも手数に優るエンダムが有利と見られたみたいだが、手数っていうても大体はブロックしてたのにそんなものも有効なのか?と釈然としなかったが、色んなところで問題となっているようだ。

WBA会長は再選司令

村田が所属する帝拳ジムの本田会長も「ひどすぎだ。負けは絶対にない」と怒りを露わにすれば、WBAの会長はtwitter上で「自分の採点では村田が勝っていた。再選を指示する」という趣旨の投稿をするなど判定は物議を醸した。エンダムの母国フランスでも判定には疑惑の目が向けられているらしい。

www.huffingtonpost.jp

ジャッジの一人は大の日本人嫌い

パナマ出身のジャッジ、パディージャ氏はこれまで9戦日本人が戦ったタイトルマッチの審判をしているが、日本人有利の判定を下したことは一度もない。何でも大の日本嫌いで通ってるらしい。亀田ーランダエダ戦でも亀田に勝ちを付けなかったくらいだ。

ironna.jp

日本ではWBAが最も権威ある団体として認知されてきたが、どうもそうでもないようでWBOIBFの方が勢いがあるらしい。

さて、進退に注目が集まっていた村田は現役続行のようだ。この日の試合で株が上がってWBOWBCからお誘いがかかっているという。ミドル級のマッチメイクは世界一困難を極めると言われているが、また我々をワクワクさせるカードが実現するといいし、何より村田選手にいい環境で試合をしてもらいたいですね。

井上は圧巻のTKO勝利。米国進出を視野に。

翌日はモンスター井上が3回TKO勝利。序盤から力量差は明白だったが、ダウンを奪った下りながらの左フックは強烈だった。

www.nikkansports.com

次戦はいよいよ米国という話もあるようでこちらも楽しみですね。