『1Q84』 book3
「1Q84」book3読破。book3を読む前にbook1,2も読み返したので、結構時間がかかった。(3冊あわせて1,600頁超)まずは率直な感想として、book3が出てよかったと思う。もちろん全部の謎がクリアになっている訳ではないけれど、book2読了時に感じた放りだされ感はかなり減少した感じ。
- 作者: 村上春樹
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2010/04/16
- メディア: ハードカバー
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あと、なんとなくだけど「1Q84」はチャンドラーの影響が他の作品に比べて色濃い気がする。直接的にはタマルという人物がハードボイルド的であるけど、それだけでなく比喩がチャンドラー的と感じた。(春樹作品はどれも比喩が特徴的ではあるが)
book4(あるいはbook0?)があるのだろうか?できれば続きを読んでみたいですね。