バージョンアップ

モノをバージョンアップするのはかなり好きかも。いわゆる改造というヤツ。パーツをグレードアップ交換し、性能を向上することに何故かエネルギーを注いでしまう。PCであればCPU交換やグラフィックボード交換をまず検討するし、ギターであればピックアップやペグの交換。車の改造は非常に高価なので手が出ないけど（興味はある）、自転車ならホイール換えてみようかとか考える。ギターの弦や車のタイヤなど消耗品もいいモノが欲しくなってしまう。
大体いいモノは高価でなかなか買えないから、どうしてもグレードの低いもので妥協を強いられる訳だが、パーツ交換できるものであれば少しずつ交換していって、欲しかった高級品に見かけはともかく性能としては遜色のないモノにしたくなる。そうすることで愛着が湧くし、自分だけのオリジナルなモノにすることができる。モノは大切にしなさいと教えられたことを守ってる気がして、何となくいいことをした気分になるし、何より少しずつでもグレードアップしていくのは割とキモチがいい。
難点はいろいろグレードアップすると結局お金がかかり、最初から高級品を買ったのと同じくらいか多くの場合は高くついてしまうことだろうか。こういうのを”安物買いの銭失い”と先人は教えてくれているのかもしれないし、単なる自己満足といえばそれまでだけど、したくなるんだなバージョンアップってやつは。