My Generation (自転車と本、あるいは音楽)

自転車での走行記録とか好きな本や音楽などをメインにお届けします

青蓮寺湖ー曽爾高原ー室生寺ー室生ダム

梅雨に入り雨の日が多いですが、週末は晴れてくれたので、久しぶりにtopcymさんとツーリングに出かけました。topcymさんとご一緒するのは昨年の12月以来かなり久しぶりです。行き先は奈良の曽爾高原、室生寺あたりを回ることにしました。詳細なルートはルートラボを参照してください。
左が私の愛車、Ridley Compact, 右がtopcymさんの愛車、BMC sl01。出発点は「道の駅・宇陀路室生」にしました。宇陀川沿いに建っています。R165を東に名張方面へ向かいます。10時ちょっと前くらいでした。

名張市街の近くにある青蓮寺ダムに付きました。三重県に入ってます。

ダム湖です。天気も回復してきました。青蓮寺湖沿いの県道81号を曽爾高原方面に向かいます。

曽爾高原です。三重県から奈良県に戻ってきました。

県道81号の高原入口からここまで実に険しい登りでした。あるベテラン・サイクリストから「激坂」という話は聞いていましたが、それはもう本当に厳しい坂でかなり脚に来ました。特に太ももの裏側が張ってきました。

しかしながら高原の風景は実に素晴らしかったです。しんどい思いをしても登った価値が十分にありました。

残念ながら、遠くの視界はそれほどスッキリしてなくて周りの山もボンヤリという感じ。まあいかにも奈良らしい風景ではあります。

山頂まで路が続いており約2kmとありました。登ってみようかと思ったのですが、まだ行程も半分以上残っているのにあまり体力を使ってはいけんやろうということで登りませんでした。

その代わりにちょっと小高い丘の上からのショットです。秋は一面のススキとなるそうで、また違った趣きになるそうです。

で、登ってくる途中にあった曽爾高原ファームガーデンで昼食。ここでは地ビールを作っていて結構美味しいらしいのですが我慢しました。この時点で14時、ここまでかなり脚を使ったので今後の行程をどうするかをtopcymさんと相談。もう一回峠を越えないといけないのですが、さっき登ったのと同じくらいの勾配なのか?それだけの体力が我々に残っているのか?難しい判断でしたが、強行で室生寺へ向かうことに。

室生寺に着きました。女人高野の異名があります。予定の旧道を避けトンネルを使ったのであまりしんどくなかったです。

仁王門、左右に仁王がお迎えです。古いお寺で創建は奈良時代末期に遡ります。

金堂です。残念ながら中の仏像は撮影禁止です。ここの空間は静溢で非常に趣がありますね。

弥勒堂です。ここの仏像はあまりギリシャ的ではなく、ちょっとふっくらしてる感じですね。

本堂です。金堂より少し登ったところにあります。どこに行くにも石段をちょっと登らないといけません。

五重塔、1998年に台風の影響でかなり被害があったのですが、この通り再建されています。初めて実物を見ましたが、意外とこじんまりとしています。

奥の院へ続く石段です。この寺は山肌にへばりつくように作られています。

奥の院の土台です、ちょっと清水寺みたいな感じ。

上から見下ろすとこんな感じです。石段の昇り降りは結構汗が出ます。女人高野ですが、女性はヒール等で来ないほうが無難です。一番下から奥の院まで700段あるそうです。

室生寺を後にして室生ダムに来ました。奈良はダムが多いです。木津川上流ダム群の一つ。

ここは釣りしている人が結構いました。

ちょうど放水中でした。そういえばツーリング時に放水に遭遇したのは初めてかも。

この時点で17時くらいだったのでダム湖周回は取りやめて、道の駅に戻りました。この日の走行距離は約66km、距離的にはそこまで走ってないですが、曽爾高原の登りが強烈だったので、お腹いっぱいの一日となりました。
topcymさん、拙いプランニングにお付き合い頂いてありがとうございました。もう少しちゃんと登れるようにダイエットせんとあきませんね(汗)
これに懲りずお付き合いくだされば幸いです。