Lion にアップグレード
私のメイン機はiMacなのであるが、最近OSの最新版が出てこれが\2600と安かったのでアップグレードしてみたのだが、これがなかなか一筋縄でいかない。結局とっかかりから一ヶ月近くかかってしまった。(途中放置期間あり)
いろいろ調べると現行の10.6から最新のLion 10.7に上げるといくつか制約を受けることになるようだ。
- PowerPC版のアプリは動作しなくなる。他にも現時点で未対応のものがある。
- 最新版は AppStore経由でダウンロード。
PowerPC版のアプリで動かなくと困るものはそんなにはなさそうだが、一応現行10.6の環境を余ってる外付けディスクに構築しておくことにする。
ネットでダウンロードのみっていうのも困るんで何とかして起動ディスクを作っておきたいところ。調べると方法がわかったので作成しておいた。
さて、これでアップグレードの準備完了。早速実行するとなにか変なメッセージが。
「Mac OS X Lion の一部の機能はこのディスク (Macintosh HD) では使用できません」
ネットでググって見ると同じような現象にあった人がいるよう。
- BootCamp*1を使用かつHDDのパーティションが三つ以上ある場合に表示される。
- インストールは可能だが一部の機能が使用不可となる。
- 全機能を使用したい場合は一旦パーティションを二つ以下にしないといけない。
うーん困った。せっかく最新のOSにアップグレードするのに機能制限付きというのもいただけない。かといってBootCampパーティションを消去してWindowsを再インストールするのも面倒だ。何とかいい方法はないものか?さらに調べるとWinCloneというアプリがありこいつがBootCampパーティションのBackup/Restoreが出来そうなんでこれを使用することに。で、重要な注意点としてこいつは10.7では動作しないということ。いずれにしても10.6環境は必須ということか。
これでアップグレードの手順が見えてきた感じ。
- WinCloneでBootCampパーティションをバックアップする。
- 終了後BootCampパーティションを消去。
- Lionにアップグレード。
- アップグレード後に外付けの10.6環境から起動して、ディスクユーティリティでBootCampパーティションを追加する。
- WinCloneでBootCampパーティションをRestoreする。
いよいよ手順通りに実行。Lionにアップグレードまではスムーズに終了もここでちょっと問題が。10.6環境で起動してパーティションを追加する時に選べるフォーマットはWin用としてはFAT32だけだ。Windowsのバージョンは7なのでフォーマットはNTFSでないとあかんはず。とりあえずダメもとでWinCloneを立ち上げてResotreを試みる。特に問題なさそうなのでそのまま待つ。結局問題なかったけどRestoreには5時間くらいかかってしまった。アップグレードそのものは昼イチから始めたので、なんだかんだで半日以上かかってしまった。台風が来てたので時間が取れたけど、そうでもないとなかなか厳しい時間やね。