My Generation (自転車と本、あるいは音楽)

自転車での走行記録とか好きな本や音楽などをメインにお届けします

カナダとは前大会に続いて引き分け − ラグビーW杯 日本代表予選は3敗1分


カナダ VS 日本
23 23
スタッツ
3 トライ 2
1(2) ゴールキック(ミス) 2(0)
2(1) ペナルティゴール(ミス) 3(0)

予選リーグ最終戦は前回大会も最終戦で当たり、引き分けたカナダ。今回は借りを返したいところだったが結果はドロー。ラグビーの神様は日本が勝つことをなかなか許してはくれないようだ。
開始5分ラインアウトのミスから相手センターに抜けだされる。ここは必死で止めたが相手スクラムからの展開をタックルミスで止められずトライを許す。相変わらず試合の入りがよくない。しかしこの後はトンガ戦の反省点が修正されており、地域を取っていくゲームメイクが出来ていた。密集でのボール争奪戦も悪くない。10分にトライ、ゴール成功、25分にPG成功、さらに前半終了間際に右ゴール前のラインアウトをモールで押しにかかる。押しきれないところをブラインドウイングの遠藤が走りこむサインプレーでトライを取る。ゴールも成功し、17−7で前半終了。
後半、カナダもブラインドウイングのライン参加でトライを決めるがゴールは不成功。60分経過の時点で日本は3人をメンバーチェンジ。中でもロックの北川に変わった大野均が素晴らしかった。闘志あふれるプレーで相手のペナルティを誘い、流れを日本に引き戻す。カナダに一つPGを決められるがアレジがPGを2つ決めて、23−15と8点差。今日のアレジはキックの調子がよく、ここまでノーミス。やはり竸った試合でのキックは重要だ。
あと残り10分、ここからのカナダの闘志が凄かった。何がなんでも勝つという気迫に溢れていた。日本は勝ちが見えて受けに回ってしまったか、ディフェンスの出足が良くなく、35分にトライを許してしまう。ゴールは不成功で23−20。この後もカナダのラッシュに圧され痛恨の反則。今度はカナダがしっかり決めて同点に。日本も残り時間の少ない中果敢に攻めるが、気持ちが焦ったかアレジがドロップゴールを狙うも外れる。ロスタイムにも連続攻撃を仕掛けるがカナダの必死の防御に止められノーサイド。2大会連続のドローとなった。
トンガ戦の負けからよくここまで立て直したとも言えるが、追いつかれてのドローだけにとても悔しい。修正できた点もあったが、修正できてない部分も多く、勝ちきることができなかった。最後は何とか逃げきろうという感じで気迫で押されてたのが残念だった。