My Generation (自転車と本、あるいは音楽)

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ラグビーW杯、準決勝結果

ラグビーW杯決勝トーナメントも佳境に入り、15、16日は準決勝が行われた。結果は下記の通り。

No 敗者 スコア 勝者
1 ウェールズ(D2) 8 - 9 フランス(A2)
2 オーストラリア(C2) 6 - 20 ニュージーランド(A1)

フランスーウェールズ戦はフランスが1点差で辛くも逃げ切った。ウェールズは前半10分にプロップ、ジョーンズが負傷退場、20分には主将のフランカー、ウォーバートンが危険なタックルで一発退場となり残り60分を14人で戦わないといけなくなってしまった。退場という判定は微妙で故意という感じには見えなかった。ちょっと厳しかった気もする。しかしウェールズは一人少ないというハンデを全然感じさせないプレーでフランスにプレッシャーを与え、僅差の勝負に持ち込んだ。惜しむらくは正キッカーのスタンドオフが怪我で出場できなかったため、キックの失敗が数本あったこと。ウェールズは予選の南ア戦でもキックをハズして1点差で負けてしまったが、僅差の試合では本当にキックは重要だ。フランスは前試合はいいフランスが出ていたのに、準決勝ではまたもや影を潜めてしまい、持ち味を発揮出来ていなかった。それでも勝てたということは地力はあるということだろう。特に防御はしつこくやっていた。決勝でも同じように防御できれば面白い試合になるかも。
NZは豪州をノートライに押さえて快勝。点差以上に差があった気がする。ワラビーズも南ア戦同様によくディフェンスしてしのいでいたが、要所で反則を犯しキックで加点されてしまったのがよくなかった。ずっとAll Blacksに主導権を握られたまま、ノーサイドとなってしまった。

これで決勝はフランスーNZ戦、3位決定戦はウェールズー豪州と第一回大会と同じ組み合わせとなった。(ちなみに第一回大会もNZ開催)ここまでの戦いぶりを見ているとAll Blacksだけは危なげない試合を続けており、予選プールでもフランスを一蹴しているため、All Blacksが断然優位であろう。3位決定戦は微妙で、両チームとも怪我人が多く若手主体のメンバー構成となりそうで、チャンスはどちらにもあるのではないだろうか。