センチメンタル・シティ・ロマンス 「やっとかめ」
8月に出た結成38周年を迎えるセンチメンタル・シティ・ロマンスの25年振りのアルバム「やっとかめ」を購入した。
- アーティスト: センチメンタル・シティ・ロマンス
- 出版社/メーカー: ワーナーミュージック・ジャパン
- 発売日: 2011/08/10
- メディア: CD
- この商品を含むブログ (6件) を見る
さて25年振りのアルバムだが、タイトルの「やっとかめ*1」というのは名古屋弁で久しぶりという意味でそのままなんであるが、流石経験豊富なベテランにしか出せない味のあるアルバムである。竹内まりや、小坂忠がゲストで参加しているが、それ以外の曲も充実している。ウェストコーストロックベースという点は守りつつも沖縄やアジアの民族音楽のエッセンスを散りばめて、らしいようならしくないようなサウンドだ。私が特に気に入ったのは「8月」。かなり重いテーマの歌詞なのに音は重くなく、かといって軽くもならず実に印象的だ。あとは竹内まりやのカバー「Natalie」、まりや本人もコーラスで参加してる。昔まりやバージョンは良く聴いたけど、センチがバックだったとは知らなかった。
youtubeに動画があったのでご紹介。新譜の曲ではないけれどセンチの特徴が良く出てると思うので。
世知辛い世の中にこういう音楽を聴くとホットする。当分愛聴盤になりそうです。
*1:漢字では「八十日目」と書く。