My Generation (自転車と本、あるいは音楽)

自転車での走行記録とか好きな本や音楽などをメインにお届けします

2013夏のツーリング 灼熱の初日編(可児〜恵那)

8/9からの2泊3日の日程で岐阜から富山まで自転車時々電車(輪行)という企画でツーリングを敢行した。
今回は自転車+バイクの変則ツーリング、自転車は私とtopcymさん、バイクは元同僚で現在個人事業主の池ちゃんが参加。
おおよその予定は下記の通り。真夏で暑いし、1日の走行距離は80kmくらいに押さえてプランニング。
1日目:岐阜の可児駅に集合、そこから木曽川沿いに途中に坂折棚田を経由して恵那市まで。余裕があれば中津川まで行ってみる。恵那で宿泊。
2日目:朝、恵那から松本まで輪行。松本から安曇野経由で大町まで自転車道を走る。大町でレンタカーを調達して黒部ダムに行く。ダムから下りたら木崎湖、青木湖の湖岸を走り白馬まで行く。宿泊は白馬。
3日目:白馬から糸魚川まで北上し、日本海へ抜ける。糸魚川から富山までは前半を輪行で後半は自転車で。富山から電車で名古屋・大阪に帰る。

それぞれの行程についてはそれなりにプランを練っていたが、実際に走ってみると想定外の連続で当初の企画とはかなり違ったものとなってしまった。

まずは初日のレポート。自転車のルートは下記のような予定にしていた。

Untitled私は7時発のアーバンライナーで大阪から名古屋に向かう。自転車は写真のようにDXシート2人掛けの後ろに何とか収まった。名古屋駅名鉄に乗り換え、犬山駅広見線に乗り換える。

Untitled
朝10時半に「可児ッテ」という道の駅に集合予定で自転車隊は新可児駅で10時10分くらいに合流予定だったが、犬山で一本乗り過ごしてしまい新可児駅を降りると既にtopcymさんと池ちゃんが到着していた。

Untitled池ちゃんのバイク。900ccと大型。

UntitledtopcymさんのBMC Sl01、タイヤを新調し気合い十分。

Untitled昼食は道の駅「可児ッテ」で取ることにし、早速向かう。バイクに自転車隊の荷物を積んでもらってます。しかし暑い。

Untitled道の駅「可児ッテ」は思ったよりこじんまりとしていた。

昼食後バイクと自転車隊は別行動に。我々自転車隊は木曽川沿いの旧国道R418を通り、峠を越え坂折の棚田というところが次の目的地。しばし走るもtopcymさんのパフォーマンスがもう一つで、どうも先週ひいた夏風邪が治ってないか、軽い熱中症ではないかという。大事に至っては大変なので適宜休憩を取りつつ人道の丘公園に行く事に。熱中症なら水で冷やした方がええし、公園ならば水があるだろうという目論見。
Untitledで、人道の丘公園に到着。見晴らしはいいけどなんか霞んでいる。

Untitled一息入れたあと丘をおり、旧道に向かう。しかし旧道に入る前に新道に入ってしまい時間と体力をロスる。体調の悪いtopcymさんには悪い事をしてしまった。何とか旧道に復帰するとこんな看板が。ダムの近くは航行禁止ということのようだ。

Untitledこのあたりに丸山ダムがあり、木曽川も川というより湖みたいな感じ。

Untitled旧道はほとんど車が来ないし、歩行者もいないので自転車に取っては非常にいい状況。木陰もそこそこあり走りやすい。

Untitled途中に可愛い滝もあったりいい感じ。

Untitled実は旧道のR418は新丸山ダムに水没する区間があり通行禁止になっている。で、当初プランはこの道を左に行って登坂し坂折の棚田にというもの。topcymさんの体力を考えると峠越えより土岐市あたりまで戻ってR19沿いに恵那まで行くというプランも考えられたが、距離が倍くらいになる上に土地勘もあまりなく上りがないという保証もないし、時間的なこともあり(この時点で15時くらい)登坂を敢行することに。棚田は見なくてもいいけど、恵那に行く(前に進む)にはこの道しかなく苦渋の決断。

Untitledでも、坂はやはり厳しかった。つづら折りの区間は平均7%、厳しいところは15%超も。

Untitled新道R418丸山バイパスに合流する地点のショット。随分登ってきた。

Untitled日も陰ってきた頃に坂折棚田に到着。

Untitled思ってたよりも規模が大きく、苦しい思いをした甲斐があるというもの。

Untitledここの棚田はオーナー制度というのがあり、35,000円と年三回の農作業で100平米の棚田を管理することができ、約30kgの収穫米が特典としてもらえるそうだ。

Untitledこの日の宿は「かんぽの宿恵那」、夕食は「夏野菜と飛騨牛の会席」。

この後温泉に入り疲れを癒した後、明日の行程を確認する。自転車隊は恵那駅から松本まで輪行するので恵那駅までの道を池ちゃん持参のiPadで見る。実はこの時我々は大きな誤りを犯していたのだが、そんなことは知る由もなく眠りについたのであった。
二日目編に続く。