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ラグビー日本代表、欧州遠征第2戦はグルジアに完敗。

エディ・ジャパンの欧州遠征第2戦は23日グルジアと当地で対戦し、24 - 35と完敗。テストマッチの連勝も11でストップした。

エディーHC「南ア想定した戦い」も…今季“10戦目”初黒星 - ラグビー - SANSPO.COM(サンスポ)

先週のルーマニア戦で相手フォワードに苦戦を強いられたので、同じく強力フォワードを擁するグルジアにはもっと苦戦するだろうと思っていたら案の定だった。密集も強く、セットピースは特にスクラムが強かった。前半はラインアウトからのモールを押し込まれてトライを許し、その後ゴール前のスクラムを押しこまれ認定トライを許すなど、終始劣勢。1トライを返すも 10 -17 で折り返し。後半はトライを2つずつ取り合ったが、PGを2つ決められ、24 - 35でノーサイド。このところ強化してきたセットピースに課題を残した。

この欧州遠征は2試合ともフォワードに強いチームと対戦、マオリオールブラックス戦とは真逆のゲーム内容だった。マオリ戦ではスクラムに自信を持っていた日本だが、そもそもスクラムが少なかった。逆に欧州遠征ではスクラムが多く相手のプランに嵌ってしまったと言える。スクラムへのレフェリングも厳しく、押し込まれて崩れるとすぐペナルティを取られてしまう。自陣での相手ボールスクラム=相手チームの得点チャンスとなってしまい、劣勢を強いられる主要因だった。対策としてはスクラムにならないようにミスをしないこと、自陣でのプレーを極力避け陣地をしっかり取る事が求められる。W杯予選で当たるチームにここまでスクラムの強いチームはないと思われるが、ミスは少ないにこした事はない。

さて、11月のテストマッチも3週目、今週も各地で接戦が繰り広げられた。

http://www.worldrugby.org/results

日付 得点
11/22 フランス ●13-18○ アルゼンチン
11/22 カナダ ●9-18○ ルーマニア
11/22 イタリア ●6-22○ 南アフリカ
11/22 イングランド ○28-9● サモア
11/22 ウェールズ ●16-34○ ニュージーランド
11/21 フィジー ○20-14● アメリカ
11/22 アイルランド ○26-23● オーストラリア
11/22 スコットランド ○37-12● トンガ

オール・ブラックスがウェールズを撃破し3連勝。南アもイタリアを下し、アルゼンチンはフランスに勝つなど南半球勢が相変わらず強い。今年アルゼンチンに負けている豪州は欧州王者のアイルランドに敗北。その他ではルーマニアがカナダに勝利、スコットランドもトンガに勝った。トンガも前半は僅差で粘ったが後半の得点はゼロと抑え込まれている。スコットランド、一時の不振から立ち直ったようで、日本に取ってはあまりうれしくないニュース。

日本代表も年内の試合はこれで終了。来年には強いチームと前哨戦ができるといいのだが。