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My Generation (自転車と本、あるいは音楽)

自転車での走行記録とか好きな本や音楽などをメインにお届けします

「魂(ソウル)のゆくえ」、「ラジオのこちら側で」

魂(ソウル)のゆくえ

魂(ソウル)のゆくえ

音楽評論家ピーター・バラカン氏のソウル・ミュージックのガイド本。昔に新潮文庫から出ていたのが(89年刊)絶版になってしまっており、これは改訂版として2008年に復刊されたもので、CDガイドが更新されていたり、「ネオ・ソウル」について追加されていたりしている。 元々文庫版も持っていたが、何度かの引っ越しの折に処分しており、今回買い直した。この本が出た当時はストーンズビートルズなどのルーツロックを主に聴いており、ストーンズがカバーしていたR&BやBluesにも興味が湧いていたが、周囲の友人でソウル系を聴いている人はほとんどいなかったのでこの本には随分お世話になった。

ジャンルとしてはゴスペル、ソウル、ブルース、ファンク、ヒップホップ、ラップあたりまで対象になっているし、ソウルの誕生から現在まで系統的に解説してあるので、これを読めば一通りの知識を得る事ができる。ただし、音楽というものは聴かないとまあ意味がないので別途CDを買うなり、レンタルするなりしないといけない。最近はiTunes Store等で昔のカタログも入手可能だったりするので、音源を買うことの敷居は低くなったけど、レンタルには置いてないものが多いかもしれない。

ソウルには興味があるけど何から聴いたらいいのかわからないとか、ベスト盤やコンピ盤もヤマのようにあるのでどれから手をつければいいのかわからないという人には重宝するのではないかと思う。洋楽好きにもオススメです。

バラカン氏はこの本以外にもロック系のCDガイド本なんかも書いており、そちらも楽しめると思います。

ラジオのこちら側で (岩波新書)

ラジオのこちら側で (岩波新書)

こちらはバラカン氏の自伝のような本で、なぜ日本でラジオのDJをやることになったのかとか、DJとして担当した番組の変遷やコンセプトがどのようなものだったのかについて綴ってある。日本に来るきっかけや来日以後YMOの事務所の社員になった経緯等についても詳しく書かれており、非常に興味深く読んだ。バラカン氏のファンであれば一読するとよいと思います。