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サントリーが制覇  − 2017ラグビー日本選手権

1/29(日)、ラグビー日本選手権の決勝が行われ、サントリーパナソニックを降して優勝を決めた。サントリートップリーグの優勝と併せて2冠を達成。今期はトップリーグからずっと負けなしと強かった。

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双方とも防御が固く簡単にスコアすることを許さない緊迫した展開で前半は 3 - 3で折り返す。後半に入ると徐々にサントリーが押し気味になり、接点での圧力が強くパナソニックの反則を誘発して、ジリジリと差を広げる。パナソニックもロック、ヒーナンのキックチャージからこぼれ球をヒーナンが拾ってトライ、キックを決めて逆転と食らいつく。しかし、パナソニックはヒーナン、稲垣とキープレーヤーが立て続けに負傷退場となると、サントリーがFWで優勢になり、またもPGで差を広げる。パナソニックも3点を返して 15 -10とし、最後も攻め続けたが、サントリーの防御に阻まれノーサイドサントリーが日本選手権を制した。

しかし、サントリージョージ・スミス、凄いですね。ピンチになると彼がビッグタックルを決めたり密集でボールをジャッカルしてターンオーバーするなど、ホンマに頼りになりますね。パナソニックも現豪州代表のポーコックがいてこちらも存在感があったが、新旧の豪州代表対決という意味ではこの日はジョージ・スミスに軍配かな。

サントリーはシーズン通して強かった。フォワードもバックスもタレントが揃っていて隙のないチームだったと思います。パナソニックも終盤はチーム状態が上がってきたけど、序盤はちょっと奮わなかった。堀江、稲垣、山田、田中、福岡と日本代表が多く、彼らが2015年のW杯以後もトップリーグサンウルブズ、新代表とフル回転してて明らかに疲弊してましたね。スーパーラグビーも試合数が多いし、ちょっと年間の試合数は制限しないといけないと思います。東芝も同様に代表が多かったので今期はイマイチでしたが、会社が大変なのでそういう影響もあったかもですね。

2末からスーパーラグビー開幕、初戦は前年王者のハリケーンズと強敵

さあ、サンウルブズの2年目がいよいよスタートです。監督は前年アシスタントコーチだったフィロ・ティアティア氏。初年度を知っているという点でもいい人選だと思います。 気になるメンバーですが、昨年のメンバーがほぼほぼ残ったのと、田中、松島等の参戦も決定していい感じです。特にNo.8のカーク残留と松島の参戦が嬉しいです。フィルヨーンも残留してくれたんで嬉しいんですが、松島が参加するんでポジションに悩みますね。あとはロックに新しく代表になったアニセ・サムエラが入るといいんですが。

今期はNZ地区とも当たるので昨年以上に厳しいシーズンになるでしょう。初戦の相手は何と前年王者のハリケーンズ。ジュリアン・サヴェア、ダン・コールズ、ボーデン・バリットなどの現役NZ代表を擁する強豪です。どれだけやれるか要注目ですね。