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Sunwolves 今季最終戦を勝利で飾る - Super Rugby 2017

今季、最終戦秩父宮ニュージーランドから Bluesを迎え撃ち見事に撃破、今季2勝目を上げた。

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まさか Bluesに勝つとは思ってませんでした。前半はリードされて折り返すも、後半向こうにシンビンが出てその間に2トライを取れたのが良かった。いつもやられてることをこちらがやれて、NZ勢から初勝利。40点以上のスコア、8トライ、勝ち点5獲得と初づくしの勝利だった。しかし、松島のステップここ数試合キレッキレですね。凄かったです。

しかし、この猛暑の最中、真っ昼間にラグビーするなんてちょっと選手も観客も大変だ。ナイターは秩父宮の照明がスーパーラグビー 基準に達してなくてダメだったらしい。まあ勝てたのもこの天候が一因だと思うので、我慢せんとあかんかもですね。

これで昨季の1勝1分13敗の最下位から2勝13敗の17位と順位を一つ上げれました。ま、全然褒められた成績ではないけれども昨年よりはちょっとは良くなったということですね。

攻撃は通用するが、防御が課題

今季は松島、福岡、中鶴らのバックスリーがよくトライを取れていた。スクラムは何試合か崩壊したが、全般的に見て昨年よりはかなり改善された。ラインアウトも昨年よりはよくなってた。もともとアタックは昨年も通用した部分もあったが、今季の方が更に良かったと思う。しかし、勝利に結びついたのは2試合だけ。ディフェンスが悪くなってしまったからだ。

昨季終盤に怪我人が多数出て戦力が低下したということもあり、今年はいろんなメンバーをゲームに起用してきた。これは日本代表の底上げにも結びついているが、反面メンバーを固定してないが故の戦術の理解度に差が出たり、チームとして熟成しないというデメリットもあり、悪い方に出てしまっている。昨年は堀江や立川ら2015年W杯組が結構出ていたが、今季は2015年組の出場が少なく、どうもディフェンスが甘かった。序盤は僅差の試合も幾つかあったが、勝ちきれなくて波に乗れなかった。シーズンへの準備期間も少なく、ここも課題だ。

来季は3チーム減って15チームに

来季はリーグから3チーム少なくなることが発表されている。南アカンファレンスから2チーム、チーターズとキングスの除外が決定。豪州カンファレンスからも1チーム少なくなり、ここにSunwolvesが入ることが確定している。(豪州の除外チームは未決定)豪州カンファレンスへの移動はSunwolvesに取っては距離的に近くなるし、ラグビーの質という点でも南アよりは豪州の方が戦いやすいのではないかと思われ、メリットが多いと思う。

2年通算で3勝といささか寂しい結果だが、来季は勝利にこだわって欲しい。決勝トーナメントは難しいかもしれないが、5, 6勝はあげて欲しいところです。