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宿敵スコットランドに粘り勝ち! - RWC2019

台風19号のため、開催が危ぶまれた予選プールA組最終戦、横浜での日本 vs スコットランド戦は激闘の末に日本がスコットランドに28 - 21と粘り勝ち、見事予選を全勝で勝ち抜けた。

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現地で見たかったがチケットが入手できず、上野のスポーツバーで後輩と観戦。入場できた人ほんと羨まし過ぎます。組み合わせが決まった時からこのゲームが一番いい試合になるだろうと思ってたけど、予想以上の好ゲーム。今大会の全予選の中で一番シビれるゲームだったんじゃないだろうか。

スコットランドに先制を許したが、日本が誇る最速ウイングコンビ福岡ー松島のトライで追いつくと、オフロードパスをつないで取った稲垣のトライ、前半終了間際に福岡が取ったトライと3トライを積み上げ21 - 7で前半終了。テリトリーもボール保持率も終始日本が優勢で、後半も福岡が相手ボールを奪い独走トライを決め28-7とリード、このままいけるかと思いきや、こっからのスコットランドの反撃が凄かった。フォワードの奮闘で2トライを返し28 - 21と7点差に詰め寄る。日本の防御の出が揃ってなくってギャップができてそこを走られている。ジェイミージャパンの初期の頃よく見た失点のパターンでイヤな感じだったが、日本もすぐ修正してきて組織防御が機能するようになり、スコットランドの猛攻を耐えしのぎ28 -21で粘り勝ち、初のベスト8進出を決めた。

前回大会みたいに3勝だと日本はベスト8は難しいだろう、確実に通過するには全勝しかないと思っていたけど、本当に全勝するとは!8年前カナダに追いつかれて引き分けて勝ちを逃し、もう2度とW杯では勝てないのでは?と思ってた頃からすると感無量です。前回のエディージャパンも強かったが、今の代表は修正能力が凄く高く、ゲーム中にダメなところを修正できているので失点が少ないし、見ていて安心できる。唯一キックオフのボール獲得率が悪くここは課題。(初戦からなんかおかしい。)

次は準々決勝、相手は南アフリカとなった。南アとはW杯前にゲームをして一蹴されたように、フィジカルも強いしバックスにも危険なランナーが揃っていて間違いなく強敵だ。でも、今の日本だとやれそうな気がしてくるくらい、戦力が充実しているので、この勢いで頑張ってほしいです。