My Generation (自転車と本、あるいは音楽)

自転車での走行記録とか好きな本や音楽などをメインにお届けします

テレワークの日々

2020年の初投稿が8月過ぎとは遅すぎですが、世の中がこんなことになってしまって外出もそんなに出来ず、特にネタがあるわけでもないのでなかなか書く気にならなかったというところです。

4月の緊急事態宣言以降はうちの会社も基本テレワークに移行し、宣言が解除されてからもテレワーク継続が認められているので出社するのも月に一度くらい。しばらくは新型コロナが収束することもなさそうなので、まだテレワーク中心の生活が続きそうです。

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テレワーク環境

東京単身宅では机がなくローテーブルでやってましたが、腰が痛くてしょーがないので、机、イス等を揃え環境を整備しました。机はなかなか入手できず、結構時間がかかりました。なんだかんだで三週間くらいは待ちましたね。

運動不足に拍車がかかってますが、なんとかせんといかんなあ。

Rugby World Cup 2019 閉幕 〜優勝は南アフリカ

ついに終わってしまいました、ラグビーW杯日本大会。そして優勝は南アフリカ。決勝でイングランドを退けて3度目のエリスカップを手にしました。

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南ア、強かったです。フィジカルの強さというストロングポイントを前面に出してイングランドに真っ向勝負を挑み、結果イングランドをノートライに抑えました。今回はNZ、イングランド、南アが3強だったと思いますが、それぞれ対戦があってジャンケンのような感じで、2カ国に勝った国はないんですね。たまたま予選プールで南アとNZが同じ組になったため、決勝トーナメントでは別の組になった、それが結果に影響したと思います。

振り返って日本はイングランドも苦戦した南アと前半のみとはいえ、いいゲームをしたと思います。

大会の総括は改めて書きたいと思いますが日本大会、事前の予想よりずっと盛り上がったと思います。その分W杯ロス気分も半端ないですが...

トップリーグは来年1月開幕ですが、大学や高校大会も佳境に入ってくるので、まずはそれらを楽しみにしたいと思います。

日本、初のベスト8も南アの圧力に屈す - Rugby World Cup 2019

宿敵スコッチを撃破して堂々ベスト8に進んだ日本だったが、南アフリカの圧力に屈し 3 - 26と力負け。準決勝以降は次大会以降に持ち越しとなった。

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日本は前半かなりの時間ボールを保持してアタックを繰り返したが、南アの防御も固くトライできない。相手もミスが多くトライは1本だけ。前半は 3 -5 と折り返す。ここまではよかったが、後半スクラムの反則で先にPGを立て続けに決められてしまう。フォワード戦で有利に立てると見るや南アはフレッシュなメンバーを投入してきて、徹底してフォワード戦で優位に立つ戦略に出る。後半も半分を過ぎると日本のフォワード陣の足が止まり始める。66分ごろ、南アは得意のドライビングモールで15mほどゲイン、サイドからハーフのデクラークが飛び込みトライ。さらに70分過ぎ、こぼれ球を拾った10番ポラードが大きくゲイン、14番マピンピに繋いでトライ。最終スコアは 3 -26だった。

前半はスクラムで反則を得るなど頑張ったが、80分トータルのフォワード戦で遅れを取った。特にモールディフェンス、ラインアウトで劣勢になり、スクラムもメンバーが変わってからは後手に回ってしまった。今回日本は開催国ということもあり、ほぼ1週間毎のゲームで日程的に不利はなかったが、南アは4日のイタリア戦から中3日で8日のカナダ戦以降はゲームがなく、かつカナダ戦は主力は休んでいるので準々決勝は休養十分だっただろう。強豪国は決勝トーナメントまで視野に入れてゲームマネジメントをしてきているが、日本は毎試合一戦必勝で望んでいて余力がなかった。選手層の薄さも今後の課題だ。今回、徳永や茂野など全くゲームに出なかったメンバーが5人いたが、せっかく31人の枠があるんだから上手く使っていきたいところだ。

その他の準々決勝はイングランドが豪州を下し、ニュージーランドアイルランドに圧勝、ウェールズはフランスに1点差で辛勝した。準決勝はイングランドとNZ、南アとウェールズという組み合わせになった。準々決勝を見ての感想だけど、南ア、NZ、イングランドは強いですね。この3強には今の日本ではちょっと勝てない。でもウェールズ、フランスは勝てそうな感じがした。実際、2017年秋にフランスとはアウェイでドローだったし、その前年にウェールズとはアウェイで3点差まで詰め寄ったこともあるし。*1 今大会でTier1の半分くらいには勝てる位置まで来たけど、トップ3にはまだ差があるということが明確になったと思う。

でも日本代表、本当によく頑張ったと思います!そしてここからが重要で今の熱気をどのように普及、強化、育成につなげていくのか?課題は山積みと思います。

*1:同点だったがゲーム終了間際にドロップゴールを決められた

祝祭の日々 〜スタジアムにて Rugby World Cup 2019

最近 iPhoneIOSを上げたためか、東京の住処に置いてるMacから写真取り出せなくて地味に困ってます。せっかく現地で撮った写真があるんでちょっとばかしご紹介を。初めて日本で開催されたラグビーのワールドカップ、お祭り感があってとてもいいです。

小笠山スタジアム最寄りの愛野駅のホームです。ホームは特別広くはないので、このようにごった返してました。

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スタジアムはこのようにちょっとばかし登った先にあります。周囲にはスタジアムの他には何もない感じです。

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アイルランドサポーターも結構な人数でした。緑がとても鮮やかで目立つんですよね。お祭り気分が盛り上がってきます。

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席はこんな感じでゴール裏の端っこでした。ただ結構前の方だったんで悪くないというところ。トラックがあるスタジアムにしてはピッチが近いと思います。

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スクリーンはスタジアムの規模からするとちょっと小さめですかね。

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こんな感じで所々にアイルランドサポーターが集団で陣取ってました。で、彼等は身体もデカいし声もでかい。「アイルランドアイルランド!」と声を張り上げるんですが、どっちのホームかわかんなくなるくらいでした。全体では日本の応援の方が多いんですけどね。

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試合前の国歌斉唱。アイルランド北アイルランドアイルランドの混成チームなんで独自のラグビーアンセムを歌います。英国は色々とややこしいです。

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試合後のお客さんへの整列。ナイスゲームでした。

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試合後の花火です。試合前から告知されてたので、日本が勝ったから上がったわけではないです。

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こちらは新宿に期間限定でオープンしてるメガストアです。

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アイルランド戦の翌日に行ってみましたがエラい人でした。で、目ぼしいグッズはほとんど売り切れでしたね。桜ジャージも各地で売り切れやそうです。

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こちらはサモア戦が行われた豊田スタジアムです。黒川紀章設計ということで一際目立つ外観です。

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バックスタンドの4階ということでかなり上でした。結構勾配が急で、そのためビールの売り子も危険やから回ってきてなくて通路でウロウロしてました。ここはフットボール専用なのでとても見易いです。キャパも大きいし球技場としては日本でも1、2を争うと思います。

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ゲーム前に日本が必ずやるルーティンワーク。これでスタジアムも盛り上がりますね。

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旗もこんな感じ上からやとよく見えます。バックからだと反対なんで切ないですが。

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いよいよ準々決勝、楽しみなカードばかりです。そこに日本が入ってるというのが嬉しいですね。ホンマに楽しみです。

宿敵スコットランドに粘り勝ち! - RWC2019

台風19号のため、開催が危ぶまれた予選プールA組最終戦、横浜での日本 vs スコットランド戦は激闘の末に日本がスコットランドに28 - 21と粘り勝ち、見事予選を全勝で勝ち抜けた。

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現地で見たかったがチケットが入手できず、上野のスポーツバーで後輩と観戦。入場できた人ほんと羨まし過ぎます。組み合わせが決まった時からこのゲームが一番いい試合になるだろうと思ってたけど、予想以上の好ゲーム。今大会の全予選の中で一番シビれるゲームだったんじゃないだろうか。

スコットランドに先制を許したが、日本が誇る最速ウイングコンビ福岡ー松島のトライで追いつくと、オフロードパスをつないで取った稲垣のトライ、前半終了間際に福岡が取ったトライと3トライを積み上げ21 - 7で前半終了。テリトリーもボール保持率も終始日本が優勢で、後半も福岡が相手ボールを奪い独走トライを決め28-7とリード、このままいけるかと思いきや、こっからのスコットランドの反撃が凄かった。フォワードの奮闘で2トライを返し28 - 21と7点差に詰め寄る。日本の防御の出が揃ってなくってギャップができてそこを走られている。ジェイミージャパンの初期の頃よく見た失点のパターンでイヤな感じだったが、日本もすぐ修正してきて組織防御が機能するようになり、スコットランドの猛攻を耐えしのぎ28 -21で粘り勝ち、初のベスト8進出を決めた。

前回大会みたいに3勝だと日本はベスト8は難しいだろう、確実に通過するには全勝しかないと思っていたけど、本当に全勝するとは!8年前カナダに追いつかれて引き分けて勝ちを逃し、もう2度とW杯では勝てないのでは?と思ってた頃からすると感無量です。前回のエディージャパンも強かったが、今の代表は修正能力が凄く高く、ゲーム中にダメなところを修正できているので失点が少ないし、見ていて安心できる。唯一キックオフのボール獲得率が悪くここは課題。(初戦からなんかおかしい。)

次は準々決勝、相手は南アフリカとなった。南アとはW杯前にゲームをして一蹴されたように、フィジカルも強いしバックスにも危険なランナーが揃っていて間違いなく強敵だ。でも、今の日本だとやれそうな気がしてくるくらい、戦力が充実しているので、この勢いで頑張ってほしいです。