The Rolling Stones "Exile on Mainstreet"
昨年来発売されてきたStonesのリマスターが、このアルバム(邦題「メインストリートのならず者」)で完了した。
- アーティスト: Rolling Stones
- 出版社/メーカー: Umvd Labels
- 発売日: 2014/03/07
- メディア: CD
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最近ではこの『ならず者』が最高傑作みたいな評判だけど、むーちょがStonesを聴き始めた当時はそうでもなく、どちらかというと評判は芳しくなかった。2枚組*1の割には地味な曲が多い*2からそういう評価だったのだろう。時を経て『ならず者』の根底に流れているアメリカ南部音楽のエッセンス、取り入れ方がようやく理解されてきたということかもしれない。"Loving Cup"など実に渋くていい。
このアルバム単体の評価は別にして、68年”Beggars Banquet”から72年のこのアルバムあたりまでがStonesの絶頂期だったことは衆目の一致するところではないかと思う。どのアルバムも充実しているし、海賊盤等で確認できるライブも凄みがある。特にミックテイラーのギターがカッコいい。スキャンダラスな話題にも事欠かなかった。73年の幻の来日*3が実現していたら、それは凄いことになっていたのだろうと思う。
ところで最近のStonesのデラックスエディションとかボックスとかやたらと高い。何とかならないものか。