My Generation (自転車と本、あるいは音楽)

自転車での走行記録とか好きな本や音楽などをメインにお届けします

橿原神宮、飛鳥方面

11日はtopcymさんとご一緒して奈良の橿原神宮、飛鳥方面へ行って来ました。
橿原市に入ると今井町という昔の街並を保存した地区があり、ちょっと寄り道。この建物はその案内所になっています。

ご覧のように狭い路地の両脇に町家が並んでいます。明治時代初期の状態を保っているとか。

江戸時代は周囲を掘で囲って守っていたそうです。今は一部を除いて道路になってますが、これはその一部で復元されたものです。

電線が地中に埋まってる路地もあります。このほうが昔らしくていいですね。

ほとんどの町家が現在も住居として使用されていますが、一部人の住んでないところはこのように内部が公開されています。



神武天皇陵です。今井町から神武天皇までは自転車で20分くらいでしょうか。

このような感じで特に案内板もありません。そういえば羽曳野の古墳も中はこんな感じでした。

topcymさんの愛車、bmcのsl01です。いつ見てもかっこいいですね。

橿原神宮です。静かで趣がありますね。

この日は七五三のお参りに来てる人もちらほらおられました。

建立は明治時代で神武天皇が即位した橿原宮の地に建てられたそうです。

橿原神宮から飛鳥方面は自転車で30分くらいの距離ですね。ここは水落遺跡。

飛鳥寺です。水落遺跡のそばにあります。ここには飛鳥大仏という木造ー銅像の誤りでしたーでは最古の大仏が鎮座しているそうです。

飛鳥寺の脇には蘇我入鹿首塚がありました。いわゆる大化の改新中大兄皇子中臣鎌足らに殺されたのがこの付近らしいということです。

飛鳥の田園風景です。米の刈り取りがまだのようですね。この日は少し暑かったですが、レンタルサイクルで回っている人がたくさんいました。ロードバイクの人はほとんどいなかったです。

一部刈り取り済みのところがありました。

石舞台古墳に来ました。

このあたりは緑地として整備されています。

無料と思っていましたが、古墳に近づくには拝観料250円也を払わないといけません。

石室内にも入れます。

この古墳蘇我入鹿の祖父、蘇我馬子の墓と言われています。馬子の時代にはこのような立派な墓を作らすことのできる権力を持っていたんですよね。

飛鳥はもう少し回りたかったのですが、いろいろ見て回ったら結構いい時間だったので止むなく帰路に着きました。17時を超えるとかなり暗くなってきますので、14時くらいには帰り始めないといけないですね。(自転車で夜走るのはなるべく避けたいです)
この日はちょうど100kmくらい走りました。
[追記]
飛鳥寺は蘇我馬子の建立で本格的な寺としては日本で最初のものらしいです。排仏派の物部氏と争ってこれを退けた後に、仏教を広めるために飛鳥寺を建立したということで現在の飛鳥寺はこじんまりしてますが、建立した当時はかなり広かったと推定されています。中の大仏さんは東大寺のそれと比べるとお顔がシュッとしてて、スマートだそうです。屋根は瓦葺きでおそらく日本で初めて瓦が使われた建築物ではないかということです。