2010年回顧 <book編>
映画、音楽につづいては本ですが、新作の単行本を出てすぐ読むというケースはほとんどなく2010年回顧なんてできないので、昨年読んでよかった本の中でまだ紹介してないものをいくつか蔵出ししようかと思います。
■「夏への扉」:ロバート・A・ハインライン
ロバート・A・ハインライン作のSF。古典SFの名作として名高く、ランキングの上位に必ず上がってきます。こちらは『アルジャーノンに花束を』の翻訳をされた方での新約版です。中学の頃に読んだのですが、懐かしくてつい買ってしまいました。
- 作者: ロバート・A・ハインライン,小尾芙佐
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 2009/08/07
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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ぼくが飼っている猫のピートは、冬になると“夏への扉”を探しはじめる。家にたくさんあるドアのどれかが夏に通じていると信じているからだ。そしてぼくもまた、ピートと同じように“夏への扉”を探していた。最愛の恋人と親友に裏切られ、仕事を失い、生命から二番目に大切な発明さえも奪われてしまったぼくの心が、真冬の空のように凍てついてしまったからだ。失意の日々を送っているぼくにも、ピートが信じる“夏への扉”は見つかるのだろうか。
ここから先は是非読んで楽しんでください。あと猫好きの方にも是非お勧めします。
ローマ人の物語 (3) ― ハンニバル戦記(上) (新潮文庫)
- 作者: 塩野七生
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2002/07/01
- メディア: 文庫
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- 作者: 平松剛
- 出版社/メーカー: 建築資料研究社
- 発売日: 2000/12
- メディア: 単行本
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