My Generation (自転車と本、あるいは音楽)

自転車での走行記録とか好きな本や音楽などをメインにお届けします

DIana Krall,Paul McCartney

Live in Paris

Live in Paris

ダイアナ・クラールという人はポップスの世界ではシンガー・ソングライターということになるんだろうけど、Jazzの世界では唄もピアノもという人は珍しい気がする。(Jazzの世界はあまり詳しくないんで単に自分が知らないだけかも)そいでもってこの人エルビス・コステロの奥さんなんですね、知らなかった。
この"Live in Paris"は2002年に発表されたライブ盤で、基本はピアノ・トリオ+ギター(アンソニーウイルソン)という編成で時折ストリングスが加わったりしている。曲目はいわゆるスタンダード、まあ知らなくても全然楽しめる。ワタシはJazzは門外漢なんで歌もピアノもテクニック的なところとか正直あまりわからないが、単純にイイネと思って聴いている。特にちょっと低めだけど張りのある声がいい。こういう声質の人ってあまりいない気がする。
そもそもダイアナ・クラールを知ったきっかけはポール・マッカートニーのビデオだった。Wowowでポールがスタンダード・ナンバーを唄った作品"Kiss On My Bottom"を取り上げた特番があって、バックのミュージシャンは誰だろうと思ってみていたらダイアナで興味を持ったという訳。

これがそのビデオ。誰が得意としてる唄なのかもよくわからないけどよいです。ポール以外はみんなジャズの人みたいで顔見ても誰が誰だか全然わからない(苦笑)ダイアナだけ女性で金髪なので目を引く。(映像はモノクロだけど)
Kisses on the Bottom

Kisses on the Bottom

CDはこちら。2曲新曲があり、それぞれクラプトンとスティービー・ワンダー(ハーモニカ)が参加してる。リラックスした雰囲気のなか味わい深く聴かせてくれる。ポールも年取ったがこれはこれで悪くない、とか思う自分も年を取ったということか。そういえば11月に来日が決定したらしい。今回は東京、大阪、福岡の各ドームで名古屋飛ばし。名古屋は若干収容人数が少ないからかなあ。まあ80年に成田で捕まったときにはもう2度と日本公演はないと思ったから、来日するだけましかも。そいでもって今回が見納めかも。クラプトンみたくあまり日本に来ないし。しかしS席16,500円、B席でも12,500円とは如何なものか。