サッカーW杯予選敗退、ラグビー世界ランキング10位
サッカーのW杯、日本は残念ながら1分け2敗で予選敗退。勝てなかったことに加え、3試合で得点が2点というのも衝撃的。結果もさることながら内容的にも厳しく、相手の巧さ・強さが目立って、日本のいい所があまり見られなかったことも辛かった。今回の代表はこれまでになく点が取れるイメージだったが、まだまだ世界レベルではないということか。次の監督は誰になってどんなサッカーを目指すんだろうか?
さて、ラグビー日本代表は先日のイタリア戦勝利により、ランキングが12位から10位に上昇、過去最高位を更新した。
順位 | 国名 |
---|---|
1位 | ニュージーランド |
2位 | 南アフリカ |
3位 | オーストラリア |
4位 | イングランド |
5位 | アイルランド |
6位 | ウェールズ |
7位 | フランス |
8位 | スコットランド |
9位 | サモア |
10位 | 日本 |
11位 | フィジー |
12位 | アルゼンチン |
13位 | トンガ |
14位 | イタリア |
15位 | グルジア |
16位 | ルーマニア |
17位 | カナダ |
18位 | アメリカ |
19位 | ウルグアイ |
20位 | ロシア |
ヘッドコーチが交代しエディ・ジョーンズ体制になって3年目、目標の一つであった「世界トップ10」は一応達成したことになるが、11位~14位のフィジー、アルゼンチン、トンガ、イタリアは現状では実力的には互角か日本がやや下と思うし、これらの国より格上と見なされないと本当の意味での「世界トップ10」にはならないだろう。
もう一つの大目標は「W杯で決勝トーナメントに進出する」ことだが、来年英国で開催されるW杯の予選プールで、日本が対戦するのは南アフリカ、スコットランド、アメリカ、サモア。このうち米国以外は皆ランキング上位である。決勝トーナメントに進むためには2位以内に残らないといけない。そのためには3勝しないといけなくて、力関係から行くとスコットランド、サモア、米国からの勝利が必要だ。対戦の順番は南ア、スコットランド、サモア、米国の順なので初戦の南ア戦であわや番狂わせを演出するくらいの力がないと3勝は厳しいだろう。
昨年11月の欧州遠征で、スコットランドには17-42で敗戦。2度1点差に迫るもリードは奪えず、後半残り20分でシンビン退場を食らって最後は差がついてしまったが、完全アウェイでも勝負になる目途は立ったと思う。
来年の本番前までにランキング上位のチームとやっておきたいところ。フランスやアイルランドあたりが試合してくれないだろうか?