My Generation (自転車と本、あるいは音楽)

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Stand Be Me ドラえもん

夏休みに子どもとドラえもんの映画「Stand By Me ドラえもん」を見てきた。


STAND BY ME ドラえもん]ムービー - YouTube

ドラえもんの映画なんて毎年公開されているが、この作品が違うのは監督が「ALWAYS 三丁目の夕日」で有名な山崎貴ということと、全て3DCGで作成されているということである。あと大人のび太が出てくるが、声を当てているのは実写CMでのび太役を演じた妻夫木聡であった。

ストーリーは映画オリジナルではなく、いくつかの有名なエピソードをつなげたような形になっていて、ドラえもんが未来の世界からやってきて戻っていくという流れになっている。山崎監督ということもあってか、昭和な雰囲気が強調されてどことなく「三丁目の夕日」的な気もする。別に3DCGでなくてもいいようにも思うが、タケコプターで飛ぶシーンなんかはなかなか良かった。

CGには興味があってどんな作り方をしてるかは気になっていたが、ネット上に記事があった。

【特集】【本日公開】映画『STAND BY ME ドラえもん』制作の舞台裏 〜『ドラえもん』がフル3D CGに - PC Watch

これによるとドラえもんは29万ポリゴン、のび太は85万ポリゴンで描画されているらしい。映画全体は120万カットくらいをレンダリングしていて1カットに1時間くらいかかってしまうこともあったそうだ。仮に平均30分としても60万時間かかり、24時間365日ぶっ通しでコンピュータを動かしても70台近く必要な計算だ。実際にはやり直しもあるし、数百台用意したようである。数百台もPCがあれば結構壊れることもあったんじゃなかろうか?とか発熱はどれくらいとか変なところが気になってしまう。

CGのことはともかく作品としてはよく出来ていると思う。映画館で観るなら3D をオススメします。