My Generation (自転車と本、あるいは音楽)

自転車での走行記録とか好きな本や音楽などをメインにお届けします

"Smokin in Pit" Steps Ahead

ジャズの花型楽器というとピアノやサックス、トランペットになるのだろうが、ジャズでしかお目にかかれない楽器がいくつかあって、ヴィブラフォンはその一つではないだろうか?古くはMJQのミルト・ジャクソンライオネル・ハンプトンチック・コリアとのデュオで有名なゲーリー・バートンなどの奏者が有名だが、他にもいないかちょっと調べてみたらマイク・マイニエリという人がヒットした。この人が在籍したグループがSteps Aheadというグループである。

Smokin in Pit

Smokin in Pit

このアルバムはSteps Aheadが今はなき六本木のライブハウス「Pit In」で1979年12月録音したライブ盤である。メンバーは下記の錚々たるメンツである。

バンドとしてはマイケル・ブレッカーとの双頭バンドで、バリバリ吹きまくるマイケル・ブレッカーがカッコ良いです。リズム隊のエディ・ゴメス、スティーブ・ガッドも素晴らしい。ヴィブラフォンというとジャズの中でも静かで知的な感じがするけど、熱いジャズにも合いますね。 一曲ギターで渡辺香津美が参加しており、これもよいです。


Steps Ahead - Live Tokyo 1986 - Oops - YouTube

YouTubeに1986年来日時のものがあったんでリンクしてみた。リズム隊はそっくり変わっており、ベースは最近ストーンズのサポートで有名?なダリル・ジョーンズ。サックスとヴィブラフォンのユニゾンが心地いいデス。

ジャズな人からすると定盤だったりするのだろうが、そこは門外漢のワタシ。当分は定盤を聴いても新しい感動に出会えそうである。