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Apple Music サービス開始!

6月30日、Appleによる音楽ストリーミングサービス、Apple Musicが開始された。所謂定額配信というモノで月額¥980円を支払うと数百万曲のライブラリが聴き放題になるというもの。(ただしダウンロードして保存はできない)。2015年はLine Musicなども開始され定額配信元年になるだろう。

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洋楽派にはオススメの品揃い

気になるライブラリの内容だが、洋楽派にはかなりオススメできるラインアップとなっている。The Beatlesは配信対象ではなかったが、英国勢ではStones や The Who, Queen, The Jam, Stereophonicsなど新旧網羅されているし、米国勢も The Beach Boys , Bob Dylan, Billy Joel, Bruce Springsteen, The Doorsなど60〜90年代のバンドは相当網羅されているのではないだろうか。Line Musicと比べると洋楽はかなりアドバンテージがあると思う。

反面、邦楽はあまりラインアップされておらず、サザンやスピッツミスチルなどiTunes Storeでダウンロード配信されていたものでもストリーミング対象ではない。邦楽は現時点ではLine Musicのほうがラインアップが豊富と思う。今後に期待というところだろうか。

こだわりのプレイリスト

Apple Musicの特徴として提供されるプレイリストが結構凝ったものが多いと思う。「はじめてのStevie Wonder」のような初心者向けから「James Brown Deep Cuts」のようなマニアックな人の手に依ってるなと思わせるものまでいろいろある。この辺りは自分がどのアーティストの曲に印をつけたりしたかでApple側から提供されるものが変わってくるようだ。

気になる通信料

Line Musicでは通信回線により、自動的にビットレートが調整されるようだが、Apple Musicのビットレートは256K一律と発表されている。しかし、実際にはモバイル回線で聴くと少しビットレートを落とした品質のものを配信しているようだ。とはいえ気を付かないと一ヶ月で5GBとか7GBくらい行ってしまうかもしれない。

iTunes MatchでMatchしない問題は解決か

Apple Music開始後、MaciTunesiPhoneのミュージックアプリもアップデートが必要となった。アップデートしたらiPhone側で表示がおかしたかった現象(Matchしなかった曲があるとアルバムが分割表示されてしまっていた)が改善している。アルバムがApple Music側にあればそちらが優先されているのかと思ったが、配信対象でないものも改善している(というか正常に表示されるようになった)のでバグ修正されたのかもしれない。

洋楽派にはマストアイテムかも

ワタシのように60年代〜80年代の洋楽を聴いていたものにとってApple Musicは宝の宝庫のようなモノである。いろいろな事情で(主に金銭的な)聴けなかったアルバムやアーティストが一挙に聴けるようになった。ボックスセットなんかも配信されておりマニアックな曲も聴けるのは嬉しい。アーティストへの分配とかCDの末路とか気になる点はあるけど、とりあえずは素直に喜んでサービスを楽しんでみたい。