竹内峠から水越峠
記事の日付が前後しますが、6/11日(土)に竹内峠方面を走りました。
実はこのコースロードバイクに乗り始めた頃に一度チャレンジしたコースです。その時は乗り始めて間もなく真夏だったということもあって(単なる言い訳ですが)竹内峠を登るのがやっとこさで、帰りは輪行で帰ったという顛末でした。
その時の記事が下記です。
もう5年前になるんですね。月日の経つのは早いものです。で、今回も行きは竹内峠、帰りは祈りの滝を見に水越峠で戻るルートを走り、余力があれば南河内グリーンロード、なければ石川沿いの自転車道で帰るというプランです。
石川沿いから分岐してR165を道なりに走っていくとこんな感じの道になります。
更に進むと竹内街道の看板が出てくるのも以前と同じ。
上ノ太子駅を過ぎると旧道の竹内街道は舗装の色が変わってきます。以前はここまでキレイじゃなかった気もします。
今回はちょっと寄り道して、叡福寺に寄ってみました。観光客もまばらでなかなか静逸な空間です。
これが南大門です。創建は725年くらいらしいです。
多宝塔です。
ここには聖徳太子の廟所とされるところがあります。ちょっとだけ登るようになってます。
登ってみるとこんな感じです。古墳に行くと必ずある宮内庁の看板?もあります。
戻って旧街道を登っていくと道の駅「近つ飛鳥の里太子」の裏側に出ます。飛鳥という地名は奈良の飛鳥地方にもありますが、こちらは「遠つ飛鳥」というそうです。都のあった難波宮(森ノ宮付近)から見て近い、遠いということのようです。同様の言い方で「近江」「遠江」がありますね。大和から近い江(湖)琵琶湖を近江、遠い浜名湖をを遠江と古来呼んでいたそうです。余談ですが近江に居着いた藤原氏を近藤さん、遠江に居着いた藤原氏を遠藤さんというそうです。
飲料を補給・補充して竹内峠に挑みます。この時点で気温が28度です。
峠の頂上に来ました。5年前は七転八倒してやっとこさでしたが、今回は割とすんなり登れました。つづら折りもなく斜度も高さもさほど厳しくないんでこれくらい普通に登れないといけませんね。
奈良側を望むとこんな感じです。
奈良に降りてからですが、今回は当麻寺はパスしてr30を南下、水越峠へ向かいました。峠へ繋がるR309へは名柄の交差点を右折すればいいんですが、通り過ぎて名柄郵便局付近より西進します。
奈良側から見る葛城山です。私、結構この風景が好きですね。この日は天気がイマイチでした。
道なりに進むと一瞬R309に合流しますが、すぐに二股に分かれます。右側の旧道を走ります。旧道に入るとつづら折りの坂が待ってます。
竹内峠に比べると斜度も高さもグッとハードになりますが、旧道なので交通量は少なく車を気にせず登れるという利点はありますね。祈りの滝が途中に出てきます。かなりしんどかったですが、何とか休憩無しでここまで登れました。
祈りの滝です。役の行者がここで身を清め祈りを捧げたという伝承があります。
湧き水がありまして、飲用できます。水質検査等しているらしいです。
あとちょっとだけ登りがありました。なかなか登ってきたなあという実感があります。
ここが峠の頂上です。思いのほか、車が停めてあります。みんなここからトレッキングに行くみたいですね。
大阪側に下ると千早赤坂村に出ます。ここでソフトクリームが食べたくなって、近辺のワールド牧場に行ってみようと思い向かってみました。しかし、ワールド牧場は小高い丘の上にあって、ここの坂がきついのなんの、半端なかったです。ヘロヘロになったのに駐車場からはアイスがゲットできませんでした。入場料払えばありつけそうでしたが、そのために1000円ちょっと払うのもなんだかなあということで、アイスはあきらめました。
平地からあっという間にこれくらいは登らないといけません。
結局この後は大人しく石川沿いの自転車道で帰りました。この日は全部自走で約90kmでした。