My Generation (自転車と本、あるいは音楽)

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”アンコール” 渡辺貞夫

アンコール!

アンコール!

5月末くらいに出た渡辺貞夫のライブ盤。曲目見て”ムズーリ”とか”ナイスショット”とか古い曲やってるんだと思ったら、それもそのはず一世を風靡した武道館でのライブ盤「How’s Everything」の再演ライブということだった。

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80年のライブはギターはエリック・ゲイル、ドラムはスティーブ・ガッド先生、ベースはアンソニー・ジャクソンとかなり豪華なメンツだったが、今度のライブもなかなかのメンツ。鍵盤のデイブ・グルーシンは前回と同じで、ギターがロベン・フォード。これはちょっとビックリした。ベースがベン・ウィリアムス、この人はパット・メセニーなんかと一緒にやってるみたいだ。ドラムはウィリアム・ケネディ、イエロー・ジャケッツのドラマーとしても名高い。もう一人鍵盤がいて、ラッセル・フェランテもイエロー・ジャケッツの人。イエロー・ジャケッツはロベン・フォードのバックバンドから立ち上がったそうで、フォード一派で固めたということかな。

「How’s Everything」発表当時、世間ではナベサダは結構人気があったが、通な人たちからは「売れ線に走った」とあまり評判がよくなかったと記憶している。私はジャズにどっぷりハマってないんで、これくらいで十分いい感じです。(そんな私でもカシオペアとかになってくるとちょっと苦手である)巷でいうところのスムース・ジャズの源流みたいな感じではないだろうか。

Youtubeを探してもあまり新しい映像はなかったんで80年ライブの映像を。曲はベタですが、「マイ・ディア・ライフ」。ナベサダはアルトの人だと思ってましたが結構ソプラノも吹いてるんだと再認識しました。


1980 渡辺貞夫 :: MY DEAR LIFE Live @ Budokan (bo2o re-cut)