2019年・夏・三国志展 (下書き供養) 蔵出しその1
今週のお題「下書き供養」
お題が「下書き供養」ってことで数ある下書きの中から2年前の夏に行った三国志展の記事を供養したいと思います。
上野には結構来るのですが、公園まで足を伸ばすことは少ないです。
ちょっと奥にある国立科学博物館です。
この日の目当ては三国志展。三国志はおそらく日本で一番人気のある中国の古典ではないでしょうか。昔だと西遊記のほうが人気があったかもしれませんが。
明代に作られた関羽像だそうです。何となく我々の思い描く関羽とはちょっと違う感じがしますが。
その昔、NHKの人形劇「三国志」で使われた人形が展示されてました。この番組を観て三国志が好きになった方も多いのでは?私はそれほど見てませんでしたが。夕方結構早い時間で部活やってると見れなかったように思います。
当時の軍隊の模型があったり、穀物を保管した蔵の模型が展示してあったりしました。
これは「弩機」という、まあ弓ですね。三国志の時代というと西暦で220年くらいですが、既にこのような精巧な武器があったということですね。日本だと卑弥呼の邪馬台国が栄えてた頃で、卑弥呼の話が「魏志」に出てくるというのは昔歴史で習いました。
こちらはこの展示会の目玉、2000年代に入って発見された曹操高陵、曹操の墓を再現した空間がありました。意外と質素でして、曹操本人が質素にするように命じたという話です。
金製獣文帯金具(きんせいじゅうもんおびかなぐ)。立体的な作りになっていて精巧に出来ています。名のある人の墓というのは洋の東西を問わずこのようなお宝が一緒に埋葬されてるものですが、曹操高陵では全く見つかっておらず、盗掘された形跡もないそうです。
おしまいは不忍池。残念ながら蓮の花は見頃を外してました。