"Layra Revisted" Tedeschi Trucks Band, "Sob Rock" John Mayer
久しぶりに音楽の話題。
70年代を代表する名盤『いとしのレイラ(Layra and Other Assorted Love Songs)』、オリジナルはクラプトンが参加していたデレク&ドミノスだが、デレク・トラックスが自身のバンド Tedeschi Trucks Bandで全曲演奏を敢行したものがリリースされた。2019年にアーリントンで開催されたロッキン・フェスティバルでのライブ録音である。
ま、この人しかいないですね、こういうことが出来る人は。なんたって名前がデレクだし。クラプトンのバックでもよく弾いているし、オールマン・ブラザーズ・バンドにも参加してたし。
とにかく音が分厚いです。ギターが4本、ダブル・ドラムで3管ホーン・セクション、ベース、キーボードにボーカルはデレクの姉さん女房スーザンとゲストのトレイ・アナスタシオと大編成。
ギターも盟友ドイル・ブラムホールIIが参加してて、ソロのバトル具合もいい感じ。この編成で来日してくれないですかね。来たら観に行くんですけどねぇ。
もう1枚、同じく腕利きギタリストのジョン・メイヤー、4年ぶりの新作。
前作はかなり渋い作風だったけど、今作は80年代風ということでシンセ・ポップ的な音もあったりでちょっとアクティブさが戻った感じ。ギターを前面に出してバリバリ弾いてはないけど、ダイアー・ストレイツ風なギターソロやファンキーなカッティングなど随所に耳に残るフレーズが入ってます。もう少し涼しくなってから聴いてみたいです。