My Generation (自転車と本、あるいは音楽)

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Jackson Browne "Downhill From Everywhere"

Jackson Bronwe の7年ぶりの新作 "Downhill From Everywhere" がリリースされた。久方ぶりの新作だが元気なところを見せてくれてうれしいです。

70年代のウェストコーストを代表するミュージシャンの彼も御年72歳ということだが、全然年齢を感じさせない作品となっている。キャッチャーなメロディも魅力だけどやはりこの人の真価は歌詞にこそあるのだろう。夢と挫折、葛藤する内面を吐露したような詩は多くの人の心を打ったが、今も基本的な作風は変わってないと思います。


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アルバム2曲めの”My Cleveland Heart”のビデオが公開されている。ギターを持ったJackson が担架に乗せられて手術室に入っていき、人工心臓(Cleveland が工業の町だからCleveland heartと言ってるのだろう)に取り替えるという映像だがなかなか面白い。生身の心臓を受け取るのはフィービー・ブリジャーズ。何でもJackson が自身の後継者に彼女がふさわしい思ったそうで、出演が決まったとか。


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この曲 "kyoto"はフィービーが京都を訪れた時にインスピレーションが湧いて作った曲だそう。Jacksonとはこの曲をイベントで一緒に披露したそうです。

あと、Jacksonの実弟 Severin Browne もミュージシャンで最近アルバムを発表してる。基本的には兄貴と同じような路線だけど、作曲家としてMotownレーベルとも契約してたそうで、よりポップな感じがする。声も若干ソフトな感じ。


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Youtubeには兄弟でコラボした曲の映像があった。上を弟が下を兄貴が歌ってます。曲は弟の作曲で、やはりポップな感触ですね。

中断してる James Taylor とのジョイントツアー、再開して日本にも来てほしいです。