ラグビー日本代表欧州遠征、初戦ルーマニア戦は勝利。ランキングは10位に。
ラグビー日本代表はヨーロッパに遠征しており、11月15日に初戦をルーマニアと現地で戦い、18-13と何とか逆転勝ち。非常に苦しい試合だった。
ルーマニアは現在ランキング18位。ロシア、グルジアと並びFWの強い国として知られている。スクラムはかなり強いらしく、2年前に日本と戦っているが、その時は粉砕されたそう。今年は日本もスクラムを強化しているのでリベンジできるかと思っていたが、ルーマニアは強かった。かなりスクラムに自信を持っており、フッキングしないで押し込んでボールを取るというスクラムは初めて見た。
試合はどちらも決めてに欠け、ロースコアな展開。前半はゴール前のスクラムでペナルティを取られペナルティトライを献上するなど9-10 と折り返す。後半はやや日本ペースになり、ペナルティキックを着実に積み上げ、18 - 13でノーサイド。ルーマニアのペナルティトライ以外にトライはなく、PGの取り合いで日本が勝った。スクラムが劣勢で我慢の展開の中、勝てた事は収穫だったが、トライを取りきれなかったことは不満が残る。トライを取りに行き反則をもらってPGで着実に得点したとも言えるので難しいところではあるが。
さて、今週末(15,16日)も各地でテストマッチが開催された。
日付 | 国 | 得点 | 国 |
---|---|---|---|
11/14 | イタリア | ●18-20○ | アルゼンチン |
11/14 | カナダ | ●13-23○ | サモア |
11/15 | イングランド | ●28-31○ | 南アフリカ |
11/15 | ウェールズ | ○17-13● | フィジー |
11/15 | スコットランド | ●16-24○ | ニュージーランド |
11/15 | フランス | ○29-26● | オーストラリア |
どこのチームも僅差のいいゲームをしているが、特筆すべきはスコットランドとオールブラックスのゲーム。スコットランドがかなり頑張った(日本からすると頭が痛いのだが)。来週のトンガ戦をどう戦うか?注目。 アルゼンチンはイタリアに僅差で勝ったが、先週はスコットランドに負けているし、遠征メンバーが揃ってないのかもしれない。
日本は来週グルジアと遠征2戦目。グルジアはランキング15位とルーマニアより上だし、FWもルーマニア以上に強いという話もある。日本に取って苦しい試合になるだろう。