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My Generation (自転車と本、あるいは音楽)

自転車での走行記録とか好きな本や音楽などをメインにお届けします

2013夏のツーリング 迷走の2日目編(恵那〜松本〜白馬)

cycle

8/10 ツーリングの2日目。この日は朝食後、自転車隊はJR恵那駅まで自走し自転車を輪行袋にパッキングし、特急「しなの3号」で松本まで輪行という予定。
Untitled起床後に部屋の窓から見た恵那峡。中央に見える観覧車は恵那峡ワンダーランドのもの。この日も朝から霞んでいた。

ホテルから駅までは約4km、電車の時間は8:42発なので8時に宿を出れば余裕、昨晩確かめた道順では少し高台にある宿を下りきったところに川が流れており、そこを左折して道なりに走れば駅へ誘導する標識なり看板があるはずだった。
しかし予定通りに宿を出発し道順通り川を左折して道なりに走っていた我々の目に飛び込んできた標識には「中津川市」と書かれていた。
中津川市??中津川っていうと恵那より東にあり、恵那駅とは反対のはず。何かがおかしい。恵那駅という標識も全く出てこない。途中で見つけたコンビニで店員の方に恵那駅はどこかと聞くと、来た道を戻って恵那峡へ行く交差点を恵那峡とは反対方向へ行くべしと教えてもらった。言われた通りに引き返し、交差点を恵那峡とは反対方向へ走って行くと国道19号に出た。この時点で8時20分、スマホの地図で確認すると近づいてはいるがまだ結構な距離がある。もう予定の電車には間に合わないがとりあえず恵那駅を目指す。しかし、更に迷走を重ね結局恵那駅到着は9時10分頃。この時点で走行距離は15kmを超えており、ちょっとした小旅行を終えた気分。
あとで地図を確認すると駅に行くのに川沿いの道を行くというのは間違っていなかったが、その川とは宿を下りきったところにある川ではなくもう一つ西側にある川だった。つまり前日に確認した道順そのものが間違っていたのである。やれやれ。

Untitled恵那から快速で中津川に行き特急「しなの」に乗り換え。中津川のホームからのショット、結構大きな駅だった。

Untitled結局松本到着は11時過ぎ、予定を1時間超過。この後は松本城を経由したあと、安曇野やまびこ自転車道を走り、バイクとの集合地点道の駅「あずみのほりがねの里」を目指す。

Untitled標高は600mを超えているはずだが、全然涼しくない。駅にあった電光掲示板は気温36度とある。

Untitled松本城。いわゆる現存天守のうち国宝はここと彦根、犬山、姫路の四つになるが、姫路城に次いで大きい。黒くてカッコいい。

松本から自転車道への入口に向かう道でまたロストしてしまう。この日二つ目の迷走。どうもこの日は暑さのせいか朝から方向感覚がおかしく、松本城を離れる際に東側に抜けるというミスをしてしまった。この迷走のせいでさらに1時間近くロスしてしまった。
Untitledなんとかかんとか、あずみのやまびこ自転車道に入る。特に車止めもなく、なかなか走りやすい自転車道である。

Untitled自転車道途中の案内図。起点は大糸線穂高駅近辺。国土交通省のサイトを見るとまだ全通していないようで全通すると松本を抜け塩尻まで行けるらしい。

Untitled自転車道から見る安曇野の風景はいかにも信州という感じ。

Untitled常念岳方面。安曇野に入ってもやはり霞んでいる。

Untitled
結局「ほりがねの里」到着は13:30分、無事バイクの池ちゃんと合流。この後当初の予定では14:30に大町市のレンタカー営業所に行きレンタカーを借りて黒部ダム行きのトロリーバス乗り場がある扇沢まで行くことにしていた。しかしまだ営業所まで20kmはある。昼食後移動しても15時を過ぎてしまうだろう。それから黒部に向かうのはちょっと無謀ではないか?

とりあえず昼食を取りながら今後の行動を相談することに。時間的に厳しいから黒部ダムはもうあきらめてこのまま白馬へ行こうと提案すると、topcymさんも池ちゃんもまだ何か方法があるのではないか?とNever Give Upのご様相。なんだかんだ話しているとバイク単独でレンタカーを借りに行って自転車隊はここで待っていて戻ってきたら自転車ごとピックアップして扇沢へ向かうという案が浮上。借りようと思っていたのは軽自動車ワンボックスのサンバーだったので、なるほどそれなら自転車積めるか。下りてきても残り時間で走りきれる距離まで車移動も可能だし、その案で行きましょうということに。
Untitled道の駅の脇にひまわり畑があった。久しぶりに見た気がする。

バイクで営業所に向かったのが14:15くらい。1時間くらいで戻ってこれるだろうという皮算用だったが、戻ってきたのは16時近かった。自転車隊も時間を短縮すべく移動しておいた方がよかったかも。
運転手を私に交代し、一路扇沢まで。なるべく飛ばすが何せ非力な軽自動車、しかもオッサン3人(うち2人はメタボリック)+自転車2台を載せており、飛ばすちゅうても限度はある。アクセル全開してもなかなかスピードが出ない。
Untitled30分で着けばと思っていたが、結局扇沢到着は16:55分。車の施錠に手間取って一目散に乗り場に向かうも係員のおっちゃんが「最終の17時はもう出ました!もう乗れません!!」
あえなくジ・エンド。
えーっ、乗れませんってここまで来てそれはないでしょ?うーむあと30分早く到着していればと失意のオッサン3人、人気のなくなった乗り場からトボトボ駐車場に戻る。今日はとことんツキがない。

Untitled確かに最終は17時発だった。17時過ぎを差している時計がやたらともの悲しい。
「こうなったら明日リベンジやね!」
「いや、リベンジちゅうてもどうやって来るの?自転車であの坂登るのは無理やで」

Untitledこの辺りは既に標高1400mくらいありかなり涼しい。ふもとからは800mは登るわけで、800mというと六甲山くらいはある。確かにチャリで登るとなると相当の覚悟は要るし、体力はもっと要るだろう。
「でも扇沢まで来ておいて黒部ダムに行けへんかったんや、それもトロリーバスに間に合わんかったなんてただのアホやろ?」
「まあアホかもしれんわね。実際そうかも。ていうか恥ずかしくて人に言われへんし。」
「大体もっと余裕持って来なあかんわね。」
「しゃあない。スケジュールちゅうのはまあ遅れるものです。」

「行くとしても坂はどうするんよ?」
「坂は登るんです。」
「だからどうやって登るんよ!?」
「うーん…そう、車で登るんです。」
「車?」
「車のレンタル延長したらいいんちゃう?ほいで明日は白馬から直接行けば8時半に出れば9時半には着くやろ?」
「なあるほど、そういう手ですか。」
「じゃあ延長料金なんぼか聞いてみよか?」レンタカーの営業所に電話すると追加700円くらいで明日の15時まで借りれるらしい。
「えー700円!?そら安いなー。んじゃ延長しましょ。」
「15時なら余裕やろ。午前中は黒部にあてて午後走って16時くらいまでに糸魚川に行けば18時富山発の電車に乗れるでしょ。」
「ほなそうしましょか。」
という訳で少し元気を取り戻したアホなオッサン3人は延長契約とバイクのピックアップのため信濃常盤駅そばの営業所に向かったのだった。
Untitled営業所で延長の手続きをして18時頃出発。もうこの時間からは自転車には乗れないので車に載せたまま白馬へ移動。これが二日間に渡り大活躍してくれたスバルのサンバー。

本日の宿は白馬のペンション「アコースティック」。ここのオーナーは本職のミュージシャンでもあり、音楽スタジオが併設されていて10年くらい前にバンドの合宿によく利用してたところ。
Untitled今回10数年振りに訪れたらステージのあるホールが増設されていた。天井が高くて音抜けもいいし照明もキレイ。両横のスピーカーがとにかくでかい。夕食後オーナーとスタッフの女性の方と新しいホールで飲み会開始。

Untitledお約束のセッション大会。右はオーナーの山崎さん、ベースを担当してくれた。中央のドラムはtopcymさん。左のギターは恥ずかしながらワタシ。アンプからデカい音を鳴らすのは何年ぶりだろう?少なくとも5年以上は前のような気がする。

Untitled最後にスタッフの方とオーナーで”Lovin' you"とか”Dancing Queen”などを演奏してくれた。相変わらず巧いです。美味しい食事と楽しい音楽を堪能し、元気を取り戻したトホホなオッサン3人組だった。