My Generation (自転車と本、あるいは音楽)

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Queen −夏フェスに思う−

夏になるとフジ・ロックとかサマー・ソニックなどの野外フェスティバルが開催されるが、その度に思うのはQueenを野外フェスで見たかったということだ。

思えばQueenほどスタジアム級のライブがサマになるバンドはいなかったのではないだろうか。"We Will Rock You"や"We are the Champion"などスタジアム映えするスケールの大きな楽曲が多いし*1、何よりボーカルのフレディ・マーキュリーの圧倒的な存在感、パフォーマンスはスタジアムにこそ相応しかった。特に85年のイベント”Live Aid”でのパフォーマンスは圧巻の一言に尽きる。同年に最後の来日ツアーがあったのだが、当時はお金のない貧乏学生であったので当然ながら行けなかったし、またいつか行けるだろうとも思っていた。しかし86年以降Queenはツアーを行わなくてしまった*2。そして91年にフレディが死去してしまい、Queenを観る機会は永遠に失われてしまった。

Queenのアルバムではどれか一枚と言われると"JAZZ"を選択。

ジャズ   (紙ジャケット仕様)

ジャズ (紙ジャケット仕様)

"Fat Bottom Girls"や"Bycycle Race"などいかにもQueenなコーラスが聴けるし、"Don't Stop me now"などのドラマティックな展開の曲や、冒頭の"mustapha"の中近東風味な曲などバラエティに富んでいて飽きるところがない。

YoutubeからはLive Aidの映像をご紹介。Part1では名曲"Bohemian Rhapsody","Radio Ga Ga"。Part2は"Hammer to Fall","Crazy Little Thing Called Love"。Part3は"We will Rock You","We are the Champions"。



しかし、Part2冒頭でのフレディとオーディエンスのCall & Response、ちょっと凄い。オーディエンスも完璧に追随してて鳥肌モン。一度でいいから体験してみたかったなあ。

*1:この2曲はスポーツイベントでもよくかかるので知っている人も多いだろう。

*2:フレディのHIV感染が明らかになったからと言われている。公式に発表のあったのはもう少し後。