My Generation (自転車と本、あるいは音楽)

自転車での走行記録とか好きな本や音楽などをメインにお届けします

サンウルブズについて思うところ

第6節はライオンズに屈す

準ホームのシンガポールにライオンズを迎えての一戦は 24- 37と力負け。前半は10 - 12と頑張っていたが、後半に入るとミスも重なりライオンズの攻勢を止められなかった。このゲームも規律とセットプレーが良くなく、あまり勝てそうな気はしなかった。やはり要所での反則が痛い。今日も要らない反則があり、流れが悪くなってしまった。(またマシレワかよ)

www.sanspo.com

立川、山中、山沢といったバックス陣が今季初登場だったが、充分通用してたんでそこはよかった。欲をいえば山沢のプレーをもっと見たかったな。

2021年シーズンよりスーパーラグビーから除外

22日に公式に発表になったが、サンウルブズは2020年シーズンを最後にスーパーラグビーから離脱が決定した。理由は色々あるようだが主には次のようなところか。

  • 南ア、南米のチームから遠いと不満が出ていた。確かに遠いわね。

  • カンファレンスに別れての運営はスポンサーサイドから不評でチームを14に減らして総当たりにすべきだと提案があり、このフォーマットに乗れば放映権料をアップすると話があったようだ。サンウルブズが存続を主張するなら差額を負担してほしいと要求された。(この金額が10億円といわれているよう)

  • 次の大会はフランスに決定したが、日本は手持ちの2票をフランスに入れたため南ア協会が不満を持っていた。

当初はリーグ運営するSANZAARが無茶を要求してきたのかと思ったが、どうも日本協会も積極的に存続に動いた訳でもないようだ。その背景には昨年末に話が上がった12ネーションリーグ構想があるからだろう。これは北半球の6ヶ国、南半球4ヶ国に日本と米国を加えた12の国で総当たり戦を行うというもので、W杯が開催されない年に行われるというもの。これが実現すれば日本としては戦力強化のみならず非常に強力なものになることは間違いない。ただ、この話は実現が決まった訳でもなくまだまだ不透明な部分が多い。他にはトップリーグにテコ入れをするということも検討してるようではある。

日本協会としては12ネーションリーグに賭けたいということなのだろうと思うが、なんか釈然としないんですよね。サンウルブズのここまでの成績、確かにパッとしないです。(今季は比較的マシだが)ただ、日本のファンは半官びいきだし、ことにサンウルブズのファンはロイヤリティーが高いと思う。3年を経て色々と良くなってきたこともあるし、せっかく育ててきたチームをこのまま無くすのはもったいないの一言。その辺を協会はどう見てるのだろうか。ファンと選手が時間をかけて築いてきたものを潰すのは簡単だけど、また作るのは尋常じゃないと思う。サンスポによると欧州プロリーグに参戦するとか構想があるようだが、チームを無くさなように関係者の方々には汗をかいて欲しいです。

シティ・ポップとギタリストの話

先日フラッと立ち寄った本屋で久しぶりにギター・マガジンを買ってしまった。最近雑誌を買うことなんてほとんどなく、ギター・マガジンも随分と久しぶりです。

www.rittor-music.co.jp

何で買ったかというと特集が「シティ・ポップを彩った、カッティング・ギターの名手たち」だったから。松原正樹松木恒秀、鈴木茂山下達郎村松邦男といった人たちがクローズアップされてます。

鈴木茂は言うまでもなくはっぴえんどの一員だったし、はっぴえんど解散後はキャラメル・ママティン・パン・アレーを経てユーミンのバックで活躍していた。「埠頭を渡る風」のカッティングとかカッコいいですね。ユーミンでは松原正樹もかなりレコーディングに参加してて、例えば「中央フリーウェイ」の印象的なカッティングは彼の手によるもの。

松木恒秀は吉田美奈子山下達郎といった人達の作品に参加して渋いギターを聴かせてくれてます。達郎御大もかなり影響受けたそう。最近では高田みち子と一緒にやってました。そして達郎御大はもともとはドラムをやってたそうですが、今はライブではバリバリギターを弾いてます。唄いながらややこしいパターンのカッティングを弾いてて、よー弾けるなあって感心します。村松邦男シュガーベイブで達郎御大と一緒にやってて、解散後はナイアガラレーベルでのレコーディングに参加してました。

youtube松原正樹メドレーがありました。(結構長いです)


松原 正樹メドレー

これ聴くとシティ・ポップだけでなく、歌謡曲にもかなり参加しててあーこの曲もそうなんや!てのがたくさんありました。日本の歌謡曲ってミュージシャンの表現の場としても機能してて、なかなか侮れません。


セッション'79 日野皓正 & The Players「シティ・コネクション」

松木さんの動画も探してみたけどなかなかこれってのがなくて、音だけですが日野皓正とのセッション音源がありました。カッティングがカッコいいです。

しばらくはギタマガ片手に昔のシティ・ポップを聴いてみたいと思います。

サンウルブズ国内2戦目はレッズに逆転負け

今季、スーパーラグビー参戦4シーズン目のサンウルブズは、初戦はシャークスに大敗したものの、国内初戦のワラターズ戦は1点差の惜敗と立て直し、NZアウェイでチーフス戦に勝利し、まずまずの滑り出しだった。続くアウェイ第2戦はブルーズを相手に前半はリードするも、後半は反則を重ねシンビンを2人出すなど規律が悪く 20 - 28と勝てる試合を落としてしまった。ブルーズが強かったというよりも自滅した感じだった。第5戦はホーム秩父宮に戻って快勝と行きたいところ。


Sunwolves v Reds | Super Rugby 2019 Rd 5 Highlights

前半は攻撃がよく機能し3トライを積み上げ、ディフェンスの出足もよく 21 - 5で折り返した。しかしレッズもモールで優位に立つと3トライを返し逆転。サンウルブズは1トライを返し 31 - 26と再びリードするも、終盤に自陣からの内田のキックがチャージされてこぼれ球をトライされ 31 - 31と同点にされてしまう。コンバージョンは決まらず同点のままだったが、自陣前で痛恨の反則を犯しPGを決められ 31 - 34と再逆転され痛すぎる敗戦を喫した。

前節も後半に反則を重ね自滅の感があったが、この試合もシンビンはなかったけど同じ流れだった。特に最後の反則を犯したマシレワは前節もシンビンを食らっており、ちょっと自覚が無さすぎるのではないか。今季のサンウルブズは全体的に反則が多く、今は日本代表組は合宿を実施しておりサンウルブズは助っ人組が多いことを勘案してもちょっと規律が悪すぎる感があり、改善してもらいたい。あと、この試合はスクラムラインアウトもあまりよくなかったので、そこも気になる点ではある。

これで勝てそうな試合を3つも落としてしまった。今季はW杯が控えているので選手起用等いろいろ難しい面があるが、とにかくホームの試合は落とさない、落としたとしても内容的によいことが必要だ。そうでないとメディアにも取り上げてもらえず、W杯に繋がらない。何とか奮起を期待したいところである。

映画「ボヘミアン・ラプソディー」

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話題の映画、「ボヘミアン・ラプソディー」を観てきました。

いやー空前の大ヒットだそうで、凄い勢いです。わたし、映画の日に行こうと思ったんですが、都内の映画館は深夜しか空いてなかったですね。しょうがないから翌日の2日に行きました。

音楽映画ってあんまり当たらないし、実際観てもあまり面白くなかったりするんですが、この作品はよかったですね。近年観た中でこれと同じくらいにいいのはジェームズ・ブラウンの映画くらいかなと思います。クイーンの音楽はもちろんいっぱい聴けるんですが、この映画はクイーンというバンドのものではなくて、あくまでフレディー・マーキュリーという人の映画ですね。でも、だからこそ焦点がボケなくてよかったんだと思います。

でもこの映画のハイライトはやはりLive Aidのライブシーンでしょう。細部までこだわって再現されてて感心しました。当時まだ学生でしたが、あのライブをTV中継で見てて改めていいバンドだなと思ったことを覚えています。


映画『ボヘミアン・ラプソディ』最新予告編が世界同時解禁!

クリスマス・ソングである”Thanks God X'mas"が流れる予告編もあります。


映画『ボヘミアン・ラプソディ』クイーンのクリスマスソング動画

フレディー・マーキュリーっていう人のセンスはちょっと際どいところがあるというか、私なんかは若干ついていけない部分があるんですが、(例えば同時代を生きたデビッド・ボウイと比べると私はボウイのほうがカッコいいと思います)、クイーンの音楽は凄くいいと思いますね。全員がリード・ボーカルが取れて、きれいなハーモニーが出せるバンドってなかなかないと思います。

3回目の村上Radioはクリスマスソング特集でした

www.tfm.co.jp

作家の村上春樹氏がDJ、選曲をしているラジオ番組「村上Radio」、3回目の放送が12/16日にありクリスマス特集だった。

今は radikoがあるので聴き逃しても一週間以内ならPC、スマホで聴ける。いい時代になったもんです。

radiko.jp

今回もなかなかマニアックな選曲で面白かったです。小野リサのボサノバ風”Winter Wonderland" とか Charles Brown の ”Please Come Home for Christmas” *1とかよかったです。ラジオはテレビと違って選曲に自由度があっていいです。


Winter Wonderland

2ヶ月に1回くらいやってるけど、細く長く続けて欲しいですね。声がなかなか渋くていいです。

*1:Eaglesバージョンもいいです