沖仁 "Spain"、abierto
フラメンコ・ギタリスト沖仁の新作、”Spain"が出た。
- アーティスト: 沖仁
- 出版社/メーカー: SMJ
- 発売日: 2018/10/31
- メディア: CD
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今作はフラメンコの発祥地スペインに由来する曲を集めたものとなってます。歌劇「カルメン」の曲があったりと純粋なフラメンコとはちょっと違うかもしれないけど、その分広く一般に訴求するんじゃないかなと思います。
サンパブロ通りの天使達 - 沖仁 c./San Pablo - Jin Oki
今作に入ってる曲ではないけれど、動画を貼っておきます。キレのあるいいギターですよね。
実は9月に中央区主催のミニコンサートが中央区の公会堂でありました。中央区に働いてるか、住んでいればハガキで応募すればチャンスがあるということでダメ元で申し込んだらすんなり当たったんで見に行ったんですが、席は当日並ばないといけなくて残念ながら端っこでした。ツアーがあるらしいんで、またチャンスがあれば行ってみたいですね。
その時に智詠というギタリストが共演してたんですが、彼が組んでいるバンド、abiertoというのがなかなかいいんです。
バンドネオン、ピアノ、パーカッション、ギターという構成で、タンゴとかフォルクローレあたりをベースにした音楽でして、普段こういう音楽を聴くことは滅多にないんですごく新鮮に感じました。智詠さんの歌もいいですね。何より声がいいと思います。
- アーティスト: ABIERTO
- 出版社/メーカー: Project LOCO
- 発売日: 2018/08/12
- メディア: CD
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日本代表 VS All Blacks戦
日産スタジアムでの豪州vsAll Blacks戦も見たかったが、劣勢とはわかっていてもやはり日本代表戦のほうに行かないと!ということで味の素スタジアムに行ってまいりました。
京王の飛田給駅から徒歩で10分くらいでしょうか、味の素スタジアム、なかなかの大きさです。来年のW杯では開幕戦の舞台となります。開幕カードは日本対ロシアです。
本日の相手は黒衣の軍団、NZ代表All Blacksです。日本でAll Blacksを見ることはそうそうないので、思ったより人が多いです。
天気も良く、絶好のラグビー日和ですね。残念ながらというべきでしょうか、今日のNZ代表はほぼ2軍ということで、ボーデン・バレットもダミアン・マッケンジーもメンバーには入ってません。見たかったなあ。
歴代の代表ジャージを展示してるスペースがありました。この他にも会場には色んなブースがあり、趣向を凝らしてましたね。W杯を来年に控え、さすがに協会もちょっとは力を入れてきてるということでしょうか。もうちょっとやりようはあると思うんですけどね。
本日のお席はゴールポスト裏ややメインスタンド寄りというポジションです。少し遠いですが思ったよりは見やすいですね。多目的スタジアムということで、ピッチの周りをトラックが敷設できるようになってるみたいですね。長居なんかよりは近く見えますが、球技専用の豊田スタジアムに比べるとやっぱり遠いです。
さてさて試合のほうですが、どうもピリっとしませんでしたね。反則が多くて流れを持ってこれなかったし、ジョセフHCになってからずっと取り組んでいるキックも中途半端な感じで何度もカウンター食らってました。日本代表はスピーディに展開してAll Blacksより早く動いてスペースを作りだす方針でしたが、密集で絡まれてボールの出が悪く効果的なアタックが出来てませんでした。逆にAll Blacksのほうが少ない人数で早くボールを展開して人数に余裕が出てるし、日本が前に詰めればキックで裏に蹴られるという感じで、さすがに世界ランク1位は違うという感じです。
終わってみれば 31 - 69と完敗です。5トライ取れたのは収穫だったけど、失トライ10は取られすぎですね。この後英国で前HCエディー率いるイングランドと対戦です。イングランドは6 nationsでは予想外に苦しみましたが、先週はAll Blacksを迎え撃って惜しくも1点差で惜敗とチーム状態は上がってるようです。ここは何とか接戦に持ち込んでエディーの顔を青くしてやりたいところです。
高崎アリーナに行ってきました
先週の土曜日のことですが、娘の大会の応援ということで高崎アリーナに行ってきました。
娘は高校の部活でチア・リーディングをしてるんですが、今年から大会の会場が高崎アリーナ*1になってまして、少々遠いけど東京からならまだ近いということで親父だけ応援に来ました。上野から上野・高崎ラインで1時間半くらいです。群馬に来るのは人生初です。ちなみにお隣の栃木は社会人に成り立ての頃、友人が宇都宮にいててそこに遊びに行ったことがあります。
高崎アリーナはJR高崎駅から徒歩10分くらいのところにあります。最近建てたんでしょうか、新しい。
この日はJapan Cupということで、中学から社会人まで一同に会して競技があります。高校の部は15時からと比較的遅い時間でした。
TVが入ってまして、後日NHKで録画中継があるようです。
全国で予選があり予選を通過した高校がこの日の準決勝に出場します。大阪は箕面自由学園と梅花という2大巨頭が君臨してて、もうこの15,6年くらいこの2校が全国でも優勝、準優勝なんですが、娘の高校は前日のフライデートーナメントという敗者復活戦みたいなトーナメントの出場権を獲得してまして、前日の金曜のトーナメントを勝ち抜いて準決勝に出場できました。チケットは事前に買っといたんで無駄にならなくてよかったです。
で、準決勝はフライデートーナメント組7校と地区予選組27校の計34校で競技、上位12校が翌日の決勝に進めます。競技順はフライデートーナメント組からスタート、娘の高校はフライデー組の中では結構いい得点だったんですが、地区予選組が出てくるとさすがに各校上手いです。箕面、梅花は相変わらずの強さです。驚いたのは福岡大付属大濠、全員男子です。確か男女共学だったと思うんですけどね。しかし、男子ということで難しい技をバンバン入れてきます。いやーこれは得点高そうやと思って見てましたら、意外にそうでもなかったです。さすがに男女同じ基準ではないんでしょうね。それにしても上手いところはやっぱ違うなあと娘の高校は厳しいやろなあと思ってたら、なんと!ギリギリで決勝進出できました。いやあよかった、見に来た甲斐がありました!
高崎、そこそこ遠かったですが、来てよかったです。でも、来年は東京がいいなあ。
パワハラが騒がしい
アメフトに始まって、レスリング、ボクシング、体操とパワハラ問題でスポーツ界が騒がしいですね。共通してるのはみんなどちらかというとマイナーな部類に入る競技っていうことでしょうか。あと、アメフトは違うけど個人競技であり、かつトップ選手は世界でも活躍できる可能性があるという点でも共通してますよね。
おそらく一般の人はアメフトやレスリング、ボクシング、体操なんて経験したことないでしょう。どの競技も高校の部活ではなかなかないですし、大阪ではボクシングのジムとかちらほら見かけますが、名古屋あたりですとぐっと少なくなります。ということもあってクローズになりがちなんでしょうね。
うちの子供が体操教室に通ってたこともあって、体操についてはちょっと興味を持って見ています。塚原夫妻の朝日生命クラブに関して引き抜きがあったという疑惑があるようでそれについて塚原氏は「一切勧誘はしていない」と発言されてました。一切ないかというとちょっと微妙な気がしますが、ただ一般的にはクラブ間で引き抜きというのは厳禁なような気がします。そんなに広い世界もでないんであまり仁義にもとることはできない感じです。
それよりは選手が自発的にクラブを移籍するほうが多いでしょう。選手がというよりは親でしょうか。何せ体操は小さい頃からやってないとなかなか上に行けないですし、自分の子に可能性があるとわかると親も目の色が変わってきます。そういう目線で見ると朝日生命体操クラブって凄く魅力的に見えますね。設備も立派でいろんな器具がそろってますし、コーチも選手もトップクラスだから所属するだけでなんかいい影響がありそうな気がします。
そういう親に対してクラブ側もちょっと後押しするというか、他クラブの有力選手の親に「うちに来るとこんなにいいことあるよ」みたいなことを言ったりしてるんじゃないかなとは思いますね。あからさまではないけども間接的に勧誘めいたことはしてるんじゃないかなと。
速水コーチに関しては引っぱたいた映像が出ちゃいましたね。危険度の高い競技なんで厳しさというか緊張感がないとダメですけど、暴力はやっぱりダメですね。
体操だけじゃなくてこれだけパワハラ問題が出てくるということはガバナンスが効いてないってことですから、ここはスポーツ庁に何らかのガイドラインみたいなものを作ってもらわんとダメなんじゃないかと思います。
ジョージアに完封勝利! ラグビー日本代表
春のテストマッチ最終戦は豊田スタジアムにジョージアを迎え撃つ一戦。一昨年、ここでスコットランドに敗北したのでリベンジということで応援に行って参りました。
ところが試合開始2時間前くらい大粒の雨が降ってきてしまいました。その影響かお客さんの入りももう一つで15,000人に届かず。
バックスタンドに陣取りましたが、屋根があるところで助かりました。豊田スタジアムはピッチ部分にも開閉式の屋根を持っているけど、経費削減の一環でここんとこ閉めない方針だそうで、開けてました。
雨ということでフォワード戦が予想され、強力なフォワードを擁するジョージアに苦戦するのではないかと思ってました。なんせ相手は新大関栃ノ心の母国、フロントローなんかホンマにお相撲さんみたいですからね。栃ノ心はビデオメッセージで登場してました。会場に来ると思ってたんですが残念でした。代わりでもないですが、吉本ラグビー部の中川家が来てました。中川家は二人とも高校でラグビーしてたらしいです。他にはスリムクラブの真栄田、ブラマヨの吉田が高校ラグビー経験者だそう。
前半は雨脚も強く、スコアレスな展開。キッカー田村がPGをイージーなところも含め3本外し、苦しい展開。前半終わって 9 - 0。
後半に入ると雨も小雨になり、日本が優勢に。田村はPGはイマイチだったけどその他のキックはなかなかよく、相手の裏を効果的についていた。今日はフォワードが頑張っていてスクラムも何度かコラプシングを取られてけど、押されることはほぼなかったし、ラインアウトもキッチリ取れてました。モールディフェンスもすごく頑張ってて、きっちり止めてました。途中出場の地元出身姫野は大歓声を受けてトライを決めるなど運が強いですね。でも、本当にこれからのラグビー界を背負っていく選手だと思います。
終わってみると 28 - 0 と完封勝利!テストマッチで完封はなかなかないので気持ち良かったです。
春シーズン、イタリア、ジョージアとの戦いで思ったのは、この2チームよりはスーパーラグビーのトップチームのほうが強いなということ。両チームともフォワードには定評があるけども南アや豪州のチームに比べるとそこまでは強くないという印象。バックスにも正直そんなに危険な選手はいないですね。サンウルブズでは苦戦しているけども、3戦を2勝 1敗と勝ち越せたのは明らかにスーパーラグビーで揉まれた経験が生きてます。サンウルブズの経験は日本代表の強化に繋がっていることが証明されたと思う。
でも、欲を言えばイタリアとの2戦目は勝っておきたかったし勝てた試合だったと思う。日本のターゲットはアイルランドであり、スコットランドである。アイルランドは豪州に遠征、ワラビーズに連勝と好調を維持しているし、スコットランドは米国にまさかの逆転負けを喫したけども先週はアルゼンチンに勝つなどこちらも自力のあるところを見せている。6nationsの中核をなす国がターゲットなのだから、ジョージア、イタリアには全勝しておきたかった。