友情 平尾誠二と山中伸弥「最後の一年」
ようやっと、東京の自室にネットが開通して諸事便利になった。先月はスマホのテザリングで凌いでいたが、あっという間に容量制限になってしまって大変でした。
久しぶりに本のご紹介。平たく言うとIPS細胞で有名な山中伸弥教授と昨年亡くなった平尾さんの闘病記である。
- 作者: 山中伸弥,平尾誠二・惠子
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2017/10/04
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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前半は山中先生と平尾さんの奥様による平尾さんの最後の一年の様子が書かれており、後半は山中先生と平尾さんが友人になるきっかけとなった週刊誌の対談が収録されている。
山中先生と平尾さんのお二人がとても仲良しだったというのはお別れの会で山中先生が挨拶をされていた事で知っていたが、プライベートでもゴルフに行ったりするほどの仲だったというのは知らなかった。山中先生は平尾さんと同級生で、また神戸大医学部でラグビーをされていて、*1以前から平尾さんのファンだったそうだ。
私は後半の対談のほうが読みたくてこの本を買ったのだが、平尾さんが病魔に冒されていることを全く知らなかったので(恩師の山口先生にも秘密にしていたそうだ)闘病記の方も一気読みしてしまった。
ということでラグビーが好きな人、平尾さんのファンの人に取っては必読書と思うが、電車やカフェ等では読まない方が無難。涙なしでは読めないです。
しかし改めて53歳って本当に早すぎますよね。まだまだ日本のラグビー界を引っ張って欲しかったです。