My Generation (自転車と本、あるいは音楽)

自転車での走行記録とか好きな本や音楽などをメインにお届けします

名古屋はどうも魅力にかけるらしい…

名古屋市が、全国主要8都市に住む人を対象に行った「都市の魅力やイメージ」に関するアンケートを行ったところ、名古屋が他地域を圧倒して「魅力に欠ける」という結果が出たらしい。

rocketnews24.com

対象の地域は北から札幌、東京、横浜、名古屋、京都、大阪、神戸、福岡の8都市。元名古屋市民としてもこの8都市の中だとしゃーないかなという気がする。ごく稀に「今度、名古屋に行くんだけどオススメのところはどこですか?」なんて聞かれることがあるけど、返答に困ってしまう。というのも名古屋にしかないものって、…ないんですよね…うん。史跡としては「熱田神宮」があってそれなりに由緒正しいけど、出雲大社伊勢神宮に比べると一枚落ちる感じだし、名古屋城も別に現存天守ではないし、大阪城のほうが周辺の公園も含めて大きい。「東山動物園」は動物園としてはそれなりに面白いと思うけど、ピカイチかと言われるとうーむという感じ。「名古屋港水族館」は大阪の海遊館に及ばない気がする。テーマパークも付近では長島くらいでちょっと遠いし、タワーもテレビ塔、東山タワー共にそこまで高くない。名古屋港は物流の拠点としては神戸や横浜より大きいのだが、別に中華街がある訳でもなく、異国情緒が楽しめるかというとそうでもない。

では「名古屋めし」はどうかというと、「味噌煮込みうどん」、「きしめん」、「ひつまぶし」、「台湾ラーメン」なんかは美味しいと思う。ただ、それだけで来るのはつらいので観光とセットということになると思うけど、観光するところがあまりないのがつらいところ。出張のついでがいいと思います。

夜はどうかというと、「錦」という繁華街があってなかなか規模が大きい。ここも札幌の「ススキノ」、福岡の「中州」に比べるとちょっと地味ではあるが、池田公園の周辺に外国人クラブが密集している地域があり、そういうのが好きな人にはオススメと思います。

ドラゴンズもグランパスもパッとしない

プロ野球中日ドラゴンズがあるが、今シーズンは大方の予想通りBクラス。現在最下位で監督も休養中。サッカーは名古屋グランパスがあるけど、第1ステージは14位、第2ステージは10試合やっていまだ勝ちなしと最下位、このままいくと初のJ2落ちになってしまいそう。こちらも小倉監督は既に解任と元気がない。両チームともなかなか厳しい状況だ。

住むところとしては

視点を変えて住むところとしてみると、それほど悪くないと思う。関西には近いし、東京方面も新幹線で2時間あれば着く。人口密度もそれほど高くないし、家賃も首都圏や関西より安いし、主要なチェーンストアは揃ってるんで買い物にも不自由しないだろう。野球もサッカーもホームチームがあるし、コンサートなんかも一部の外タレ以外は名古屋飛ばしはない。

この調査はそもそも名古屋市が行ったもので、結果を受けて魅力向上に向けて対策を検討中ということらしいが、今更観光面で劇的に改善する訳もないし、住み易さをもっと追求したほうがええんでないでしょうかね。

7人制ラグビー男子、リオ五輪で4位

リオ五輪より初めて正式種目となった7人制ラグビー、日本時間10日から開催された男子予選リーグで日本は強豪ニュージーランドを破るなど、2勝1敗で決勝トーナメントに進出、フランスに逆転勝ちしてメダルの期待がかかったが、フィジー、南アフリカに連敗して、メダル獲得はならならかった。

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準々決勝でフランスに逆転勝ちした日本、準決勝の相手は7人制ランク1位のフィジー。勢いに乗り撃破したいところだったが、攻撃の時間をあまり多く作れず、グランドを広く使ってくるフィジーに防御を破られ5 -20と敗れた。

もう一つの準決勝はイギリス*1南アフリカ。日本としては予選で惜敗したイギリスのほうが分がいいと思っていたのだが、ロースコアの展開をイギリスが堅守で守り切り7-5で勝利、日本の相手は南アとなった。

そして3位決定戦、パワーとスピードに優れる南アに対して懸命にディフェンスするも一発で抜かれる局面もあり苦しい展開。2トライを取られた後、ゴール前のラインアウトから主将桑水流が中央に1トライを返すも、終了間際にトライを取られて、7 - 21で折り返す。

後半の開始直後、福岡のスピードでゲインしたところを合谷につなぎ中央にトライ、14-21と差を詰め最高のリスタートだったが反撃もここまで。その後は個の力に優れる南アを止められず、攻めてはブレイクダウンでターンオーバーされ、最終的に 14 - 54と完敗。南アのスピード・スター、セシル・アフリカに何度も防御を破られた。

決勝がフィジーが 43 - 7と英国に快勝、フィジーが7人制初の金メダルに輝いた。そしてこの金メダルはフィジーとしても初めてのメダルだそうだ。

メダルは取れなかったけど、強豪のニュージーランド、ケニヤ、フランスに勝ってベスト4に残ったことは、素晴らしいことだと思う。アタックは十分に通用することがわかったし、みんな自信になったんじゃないだろうか。フィジーや南アフリカなどアンストラクチャーな状況からの得点能力が高いチームにどう対応していくかが今後の課題だろう。

女子は10位

女子、さくらセブンズは予選でカナダ、英国と連敗。ブラジルにも負けて決勝トーナメントには進めなかった。特にカナダ、英国には点を取らせてもらえず、力の半分も出せなかったのではないだろうか。その後の下位順位決定戦でケニヤに快勝したが、続くブラジル戦で負けて10位となり、来季ワールドシリーズのコアチーム入りも逃してしまった。

女子の金メダルはオーストラリア、銀がニュージーランド、銅はカナダという結果。

精いっぱい咲いた日本のサクラ 女子セブンズ日本代表はリオ五輪10位|NEWS|RUGBY REPUBLIC(ラグビー共和国)

男子と違ってまだまだ女子ラグビーは普及してないので、今後も競技普及と平行して如何に人材を発掘してリクルートしていくかが課題だろう。

*1:今大会はスコットランドイングランドウェールズの混成チーム

Jeff Beck "Loud Hailer" , Eric Clapton "I Still Do"

久しぶりに音楽の話を。偉大なギタリスト達が新譜を出してます。

Loud Hailer

Loud Hailer


Jeff Beck - Live In The Dark [Official Lyric Video]

まずはJeff Beck。驚いたことに今作は全編ボーカル入り、それも女性。ボーカルだけでなくてギタリストも女性を起用している。かねてからもう一度バンドスタイルでやってほしいと思ってたけどそれが実現した。サウンド的にはこのところ取り組んでいたグランジっぽい路線を突き進めた形だけど、静かな曲もあるし、CHICみたいなファンクチューンもあり、いろいろバラエティに富んでいる。バンドスタイルだからギターが引っ込んでいるかというと、そんなことはなく、Beck先生のギターが堪能できます。

しかしこの年齢で最近はライブも精力的にこなすし、いろいろ新しいことに取り組んでいて頑張るなあと素直に感心しますわ。来日したら是非見てみたいです。

I Still Do

I Still Do


Eric Clapton “Can’t Let You Do It” (Official Lyric Video)

もう1人はClapton。通算23作目のソロアルバムはプロデューサーを"Slowhand"以来、Glyn Johnsとタッグを組んだ。音的には"Slowhand"みたいな感じでレイドバックした感じリラックスできるサウンドで、これはこれでいいですね。仕事帰りに聴くとホッとします。神経障害でギターを弾くのが難しいという情報もあり、心配なところですが、ゆっくり治療してまた元気な姿を見せて欲しいものです。

竹内峠から水越峠

記事の日付が前後しますが、6/11日(土)に竹内峠方面を走りました。

実はこのコースロードバイクに乗り始めた頃に一度チャレンジしたコースです。その時は乗り始めて間もなく真夏だったということもあって(単なる言い訳ですが)竹内峠を登るのがやっとこさで、帰りは輪行で帰ったという顛末でした。

その時の記事が下記です。

mucho66.hatenablog.com

もう5年前になるんですね。月日の経つのは早いものです。で、今回も行きは竹内峠、帰りは祈りの滝を見に水越峠で戻るルートを走り、余力があれば南河内グリーンロード、なければ石川沿いの自転車道で帰るというプランです。

f:id:mucho66:20160611121548j:plain:h450:left石川沿いから分岐してR165を道なりに走っていくとこんな感じの道になります。

更に進むと竹内街道の看板が出てくるのも以前と同じ。 f:id:mucho66:20160611121528j:plain:w500

途中で近鉄南大阪線上ノ太子駅を通ります。 f:id:mucho66:20160611122029j:plain:w500

f:id:mucho66:20160611122508j:plain:h450:left上ノ太子駅を過ぎると旧道の竹内街道は舗装の色が変わってきます。以前はここまでキレイじゃなかった気もします。

今回はちょっと寄り道して、叡福寺に寄ってみました。観光客もまばらでなかなか静逸な空間です。
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これが南大門です。創建は725年くらいらしいです。 f:id:mucho66:20160611123653j:plain:w500

f:id:mucho66:20160611123739j:plain:h450:left多宝塔です。

ここには聖徳太子の廟所とされるところがあります。ちょっとだけ登るようになってます。
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登ってみるとこんな感じです。古墳に行くと必ずある宮内庁の看板?もあります。
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戻って旧街道を登っていくと道の駅「近つ飛鳥の里太子」の裏側に出ます。飛鳥という地名は奈良の飛鳥地方にもありますが、こちらは「遠つ飛鳥」というそうです。都のあった難波宮森ノ宮付近)から見て近い、遠いということのようです。同様の言い方で「近江」「遠江」がありますね。大和から近い江(湖)琵琶湖を近江、遠い浜名湖をを遠江と古来呼んでいたそうです。余談ですが近江に居着いた藤原氏を近藤さん、遠江に居着いた藤原氏を遠藤さんというそうです。
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f:id:mucho66:20160611130258j:plain:h450:left飲料を補給・補充して竹内峠に挑みます。この時点で気温が28度です。
f:id:mucho66:20160611131758j:plain:h450:left峠の頂上に来ました。5年前は七転八倒してやっとこさでしたが、今回は割とすんなり登れました。つづら折りもなく斜度も高さもさほど厳しくないんでこれくらい普通に登れないといけませんね。
f:id:mucho66:20160611131823j:plain:h450:left奈良側を望むとこんな感じです。

奈良に降りてからですが、今回は当麻寺はパスしてr30を南下、水越峠へ向かいました。峠へ繋がるR309へは名柄の交差点を右折すればいいんですが、通り過ぎて名柄郵便局付近より西進します。
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f:id:mucho66:20160611142402j:plain:h450:left奈良側から見る葛城山です。私、結構この風景が好きですね。この日は天気がイマイチでした。
f:id:mucho66:20160611143336j:plain:h450:left道なりに進むと一瞬R309に合流しますが、すぐに二股に分かれます。右側の旧道を走ります。旧道に入るとつづら折りの坂が待ってます。
f:id:mucho66:20160611144843j:plain:h450:left竹内峠に比べると斜度も高さもグッとハードになりますが、旧道なので交通量は少なく車を気にせず登れるという利点はありますね。祈りの滝が途中に出てきます。かなりしんどかったですが、何とか休憩無しでここまで登れました。
f:id:mucho66:20160611145205j:plain:h450:left祈りの滝です。役の行者がここで身を清め祈りを捧げたという伝承があります。
f:id:mucho66:20160611145534j:plain:h450:left湧き水がありまして、飲用できます。水質検査等しているらしいです。
あとちょっとだけ登りがありました。なかなか登ってきたなあという実感があります。
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f:id:mucho66:20160611151333j:plain:h450:leftここが峠の頂上です。思いのほか、車が停めてあります。みんなここからトレッキングに行くみたいですね。
大阪側に下ると千早赤坂村に出ます。ここでソフトクリームが食べたくなって、近辺のワールド牧場に行ってみようと思い向かってみました。しかし、ワールド牧場は小高い丘の上にあって、ここの坂がきついのなんの、半端なかったです。ヘロヘロになったのに駐車場からはアイスがゲットできませんでした。入場料払えばありつけそうでしたが、そのために1000円ちょっと払うのもなんだかなあということで、アイスはあきらめました。 f:id:mucho66:20160611154729j:plain:w500

平地からあっという間にこれくらいは登らないといけません。 f:id:mucho66:20160611155030j:plain:w500

結局この後は大人しく石川沿いの自転車道で帰りました。この日は全部自走で約90kmでした。

6/18日本代表VSスコットランド第一戦

6/18日(土)、スコットランドとの第一戦は愛知県は豊田スタジアムで行われました。

f:id:mucho66:20160618184212j:plain:h450:left名鉄豊田市駅を降りて駅に直行する大通を道なりに歩いていくと大きな橋が見えてきます。橋を渡ると豊田スタジアムです。名古屋駅からは電車で1時間くらい。

初めて来ましたがかなり大きいですね。名古屋グランパスのホームでもあります。スタジアムまで駅から歩いて20分くらいでしょうか。
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凝った意匠でかっこいいです。設計は黒川紀章
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今日の試合はリポビタンDチャレンジカップとして開催されます。いつもサポートしてくれる大正製薬には感謝ですね。
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本日はバックスタンド側で観戦。チケットも気合い入れて取ったのでかなりいい席が取れました。サッカー用に作られただけあってとっても見やすいです。練習中の日本代表、引き締まったいい表情です。
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メインスタンドは4階席まであります。収容能力は45,000人。今日は24,000人くらいは入ったようです。
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テストマッチなので国歌斉唱がありました。ラグビーに限らず国歌斉唱のあるスポーツイベントに参加したのは初めてでした。なかなか感動的です。
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さて、ゲームのほうなんですが、レイドローにPKを決められたものの前半8分過ぎにPKからSH茂野が速攻をしかけ、テンポのいいアタックでボールを繋ぎ、最後は主将堀江がトライ。スタジアムは大興奮!屋根があるので歓声が反響して凄いです。
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f:id:mucho66:20160618195723j:plain:h450:leftしかし、前半の15分くらいにFB松島が負傷退場してしまい、雲行きが怪しくなってくる。スコットランドも徐々に地力を発揮、スクラムでは反則を取られラインアウトもプレッシャーがあり、密集も要所ではスローダウンさせられてなかなか波に乗れません。痛かったのは前半34分過ぎにツイが反則の繰り返しでシンビン退場に、さらに37分過ぎに松島から交替したFB松田がスコットランドアタックのパスをインターセプト気味にカットしたのだが、これが反則認定でペナルティトライとなってしまい、しかもシンビンまで付いてしまって13人に。

後半もシンビンが解除になるまでに1トライを許してしまう。15人に戻ってからは追加点はPG1つに抑えて粘ったが、逆にアタックも最終的にはミスがあったりターンオーバーされたりでトライは取れなかった。何度かチャンスがはあったのだが取り切れず、最終スコアは13-26で敗れ、W杯の雪辱はならず。

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第2戦は25日、味の素スタジアム。快勝を期待したい。

キックオフの時間には注意が必要。

豊田スタジアムは最寄りの交通機関が名鉄だけで、帰りはかなり混雑します。この日はキックオフが19:20、試合終了後スタジアムを出たのが21時くらい。この時間ですと新幹線では東京には戻れません。大阪も最終の新幹線にはかなり微妙でしょう。遠方から来る場合はキックオフ時間には注意が必要ですね。