昨今のラグビー事情
最近メディアが扱った主なラグビー関係のニュースを拾い読み。
- 2015年度W杯出場決定
アジア5カ国対抗に全勝し、2015年度W杯出場が決定。8大会連続8回目。来年英国で行われる大会のプール分けも既に決定している。
プール A | プール B | プール C | プール D |
---|---|---|---|
オーストラリア | 南アフリカ | ニュージーランド | フランス |
イングランド | サモア | アルゼンチン | アイルランド |
ウェールズ | スコットランド | トンガ | イタリア |
オセアニア地区 1 位 | 日本 | グルジア | カナダ |
プレーオフ勝者 | アメリカ | アフリカ地区 1 位 | ルーマニア |
日本はプールB、南ア、サモア、スコットランド、米国と対戦。なかなか厳しい組という感想。プールAでないだけマシか。ここ数年米国には分がよい。昨年のPNC杯は完勝だった。サモアは最近PNCに出てこないのでわからないが、以前のPNCでは勝ったり負けたり。ただし、W杯で一回対戦して負けている。サモア、米国には必勝で、スコットランドも倒して決勝進出というのが現在の日本代表の目標だろう。そのスコットランドは昨年11月の欧州遠征で 17-42 で敗戦。後半10分くらいまで1点差に詰め寄ったが、流石にホームのスコットランドは強かった。とはいえ、アイルランド、スコットランド、ウェールズあたりから星をもぎ取らないと決勝進出は見えてこない。頑張って欲しいものである。
- 男子セブンズコアチーム入り決定
男子の7人制が2014-2015年のワールドシリーズのコアチーム入りを果たした。
http://sevens.rugby-japan.jp/japan/2014/id24921.html
7人制の大会は2014年11月よりほぼ月一回のペースで2015年5月まで世界各地を転戦するが、コアチームというのはどの大会にも出場することができる。(各地の大会によりコアチーム以外にゲストチームが招待される。)リオ五輪で正式種目となった7人制ラグビーの強化に向けて、非常によい機会である。
- 日本協会スーパーラグビー参加を表明
そして最近最もホットなニュースがこれ、日本協会がスーパーラグビーリーグ参加を表明というもの。スーパーラグビーとは現在南ア、NZ、豪州各国5チーム15チームで開催されているが、2016年から18チームに増やすらしく、そのうちの1チームに日本が参加するというもの。実現すれば画期的で野球で言うならMLBに日本のチームが参加するようなものだ。にわかには信じがたい話でもちろんまだ決まった話でも何でもないのだが、成就すればスーパーラグビーの試合が日本でも観戦できるようになる訳で、これは凄いことだ。2019年日本開催のW杯で8強入りを目指す日本代表の評価にも直結するだろう。今後の事態の推移を見守りたい。