チャーリー逝く。安らかに…
— The Rolling Stones (@RollingStones) 2021年8月24日
ご存知の方も多いだろう、ロックバンド The Rolling Stones のドラマー、チャーリー・ワッツ氏が 8/24日に亡くなったとのこと。 1941年生まれの80歳、年齢や咽頭がんという病歴からは全然不思議ではないのだけれど、このところ病気が重篤であるとの知らせもなかったので突然の訃報にはかなり驚いた。
同時代を生きた英国ロックバンドにはツェッペリンのジョン・ボーナムやフーのキース・ムーン等華麗なプレーで知られるドラマーがいたが、彼らに比べると相当地味だったと思う。バンド内でもキースやミックなどゴシップに事欠かないメンバーとは違いスキャンダルとは無縁だったし、年齢を重ねるほどに英国紳士然とした佇まいが印象的だった。
自身はジャズが大好きでロックにはさほど興味がなかったようだが、シンプルではあるがソリッドな彼のドラミングは間違いなくストーンズの要だった。ジャズ好きのドラマーがロックを叩くというのは、モータウン全盛期のリズム隊ファンク・ブラザーズと同じ構図であり、それはストーンズ独特のビートの鍵だったのかなという気がする。ストーンズの曲はいろんなアーティストがカバーしてるけど、オリジナルに忠実なものはほとんどなく、真似できそうでできないものだったのかなと思う。
謹んでご冥福をお祈りします。 R.I.P. Charlie.
Jackson Browne "Downhill From Everywhere"
Jackson Bronwe の7年ぶりの新作 "Downhill From Everywhere" がリリースされた。久方ぶりの新作だが元気なところを見せてくれてうれしいです。
70年代のウェストコーストを代表するミュージシャンの彼も御年72歳ということだが、全然年齢を感じさせない作品となっている。キャッチャーなメロディも魅力だけどやはりこの人の真価は歌詞にこそあるのだろう。夢と挫折、葛藤する内面を吐露したような詩は多くの人の心を打ったが、今も基本的な作風は変わってないと思います。
アルバム2曲めの”My Cleveland Heart”のビデオが公開されている。ギターを持ったJackson が担架に乗せられて手術室に入っていき、人工心臓(Cleveland が工業の町だからCleveland heartと言ってるのだろう)に取り替えるという映像だがなかなか面白い。生身の心臓を受け取るのはフィービー・ブリジャーズ。何でもJackson が自身の後継者に彼女がふさわしい思ったそうで、出演が決まったとか。
この曲 "kyoto"はフィービーが京都を訪れた時にインスピレーションが湧いて作った曲だそう。Jacksonとはこの曲をイベントで一緒に披露したそうです。
あと、Jacksonの実弟 Severin Browne もミュージシャンで最近アルバムを発表してる。基本的には兄貴と同じような路線だけど、作曲家としてMotownレーベルとも契約してたそうで、よりポップな感じがする。声も若干ソフトな感じ。
Youtubeには兄弟でコラボした曲の映像があった。上を弟が下を兄貴が歌ってます。曲は弟の作曲で、やはりポップな感触ですね。
中断してる James Taylor とのジョイントツアー、再開して日本にも来てほしいです。
今週のお題「好きなスポーツ」
一番はやはり当ブログでもよく取り上げているラグビーになるけど、ちょっと外して考えてみる。
最近よく観るのはテニスだろうか。以前からウインブルドンを見るのが好きだったけど、錦織選手が活躍するようになって見る時間が増えたように思う。海外選手ではジョコビッチが好きです。ディフェンス力が高くて、難しいボールを拾うだけでなく信じられないところにリターンを返すのとか見ると本当に凄いと思う。五輪は残念だったけど。
他にはバスケット、特にNBAのプレーオフが面白い。バスケは短時間でスコアできるので、ゲーム終盤にシーソーゲームだと観てる方も盛り上がります。
野球は以前は贔屓のチームがあってよく観てたが、今はないのであまり観なくなった。(地上波の中継も減ってるし)ただ大谷選手の活躍はチェックしてます。彼の弾丸ライナーのホームランとか好きです。
球技以外だとマラソンとか駅伝はなんか観てしまいますね。駅伝のほうが順位の入れ替わりが激しいので面白いけど、マラソンもここ数年はMGCとか五輪出場権のかかったレースは面白かった。
あとはボクシング、といっても井上尚弥選手の試合しか観ないけど、いつもあり得ないような勝ち方するので、今回はどう勝つのだろうと楽しみにしている。
相撲も好きだけど(スポーツと言えるのかちょっと微妙な気もする)最近は上位勢が弱いのでイマイチ盛り上がりにかける。
やる方としては自転車ちょっと乗ったりとか、ジョギング程度しかしないのでスポーツと呼べるようなことはしてないです。ちょっとは身体動かさんといかんなあ。
携帯料金が下がった話、eSIMの話
ドコモユーザのワタシはahamoが発表になってから移行するチャンスを伺っていたが、5月末で移行を完了できた。
自分と子供2人でシェアグループを組んで、15Gのシェアプランに入っててこれだけで月額¥13,500しててそれ以外にシンプルプランとかSPパック代とかなんやかんやで¥20,000を超えてたけど、子供はahamoに、自分はギガライトにして月額で¥10,000くらいまで(端末代含む)コストダウンできた。
自分もahamoにしようと思ったけど、留守電が使えないことがわかってちょっと躊躇してしまった。あと、amazon primeが1年無料になるので、まあ1年くらいはギガライトでもいいかなと。
最近のiPhoneはeSIMといってSIMカードではなくデジタル的なSIMが使えるようになっていて、これを使えば複数キャリアと契約が可能になっている。ちょうどIIJ MIOでギガプランというのを展開していて、eSIMも使えるので契約してみた。
テレワークが徹底できれば使用量1GBも夢ではないけど、そうもいかないので、超過分はeSIMを使って格安MVNOで凌ごうという魂胆。
実際に契約すると主回線、副回線それぞれでアンテナが表示されるようになる。主回線はDocomo、副回線はIIJだが、データ通信は副回線、通話は主回線といった設定もできる。容量は8GBで税込み月額¥1,100を選択。ドコモギガライトは従量課金だけど1GBまでなら¥3,465、ファミリー割引が¥1,100効くのでこれをIIJに充てて、トータルは¥3,465とahamoよりは少し高くなるけど、許容範囲というところ。
IIJ MIOを使って数ヶ月になるけど、オフィスでのお昼時はレスポンスが悪いと感じることが多い。やはりアクセスが集中する時間帯はレスポンスもそれなりという感じではある。
ということでキャリアをドコモやauから変えたくないけど、通信料金を抑えたい人に取ってeSIMは検討の余地があると思います。
"Layra Revisted" Tedeschi Trucks Band, "Sob Rock" John Mayer
久しぶりに音楽の話題。
70年代を代表する名盤『いとしのレイラ(Layra and Other Assorted Love Songs)』、オリジナルはクラプトンが参加していたデレク&ドミノスだが、デレク・トラックスが自身のバンド Tedeschi Trucks Bandで全曲演奏を敢行したものがリリースされた。2019年にアーリントンで開催されたロッキン・フェスティバルでのライブ録音である。
ま、この人しかいないですね、こういうことが出来る人は。なんたって名前がデレクだし。クラプトンのバックでもよく弾いているし、オールマン・ブラザーズ・バンドにも参加してたし。
とにかく音が分厚いです。ギターが4本、ダブル・ドラムで3管ホーン・セクション、ベース、キーボードにボーカルはデレクの姉さん女房スーザンとゲストのトレイ・アナスタシオと大編成。
ギターも盟友ドイル・ブラムホールIIが参加してて、ソロのバトル具合もいい感じ。この編成で来日してくれないですかね。来たら観に行くんですけどねぇ。
もう1枚、同じく腕利きギタリストのジョン・メイヤー、4年ぶりの新作。
前作はかなり渋い作風だったけど、今作は80年代風ということでシンセ・ポップ的な音もあったりでちょっとアクティブさが戻った感じ。ギターを前面に出してバリバリ弾いてはないけど、ダイアー・ストレイツ風なギターソロやファンキーなカッティングなど随所に耳に残るフレーズが入ってます。もう少し涼しくなってから聴いてみたいです。