My Generation (自転車と本、あるいは音楽)

自転車での走行記録とか好きな本や音楽などをメインにお届けします

神庭の滝、蒜山高原、鳥取砂丘

秋のショートトリップ2日目は(11月の話です)、岡山の真庭にある神庭の滝、蒜山高原を周り、鳥取砂丘まで行く計画。

しかし、朝方から雨模様で天気がよろしくない。
宿は中海にある大根島(だいこんじま)だったのだが、島から米子方面に行くにはこの橋、江島大橋を渡る。

https://www.tottori-guide.jp/files/27512.jpg リンク:鳥取県観光・旅行情報サイトより

この橋、軽自動車のCMで使われてて通称「ベタ踏み坂」と言うらしい。実際に通るとそれほどの斜度でもなかった。普通に撮ってもこんな感じの写真にはならない。

神庭の滝

橋を渡った後、米子道蒜山の方に行って真庭市の神庭の滝まで来た。ここまで来ると快晴とは言えないまでも雨が降った形跡はない感じ。

紅葉がまだ残っててラッキーだった。水量はそれほどでもないけど、高さは110mあってかなりのもの。中国地方では大きい滝のようだ。

野生の猿がいるらしいが、見かけなかった。

蒜山高原

滝を後にして蒜山高原の道の駅にやってきたが、どうにも天気がよろしくないし気温が低くて結構寒い。

蒜山高原には一周30km程度のサイクリングロードがある。適度にアップダウンもあり、一度走ってみたかった。この道の駅にサイクリングステーションがあり、自転車のレンタルが可能。クロスバイクや二人乗りできるタンデムも借りることができる。レンタルサイクルはここ以外にも高原内にいくつかある。

途中で撮った大山。雨で煙ってます。

違う角度から。晴れてたらそれはいい写真が撮れたかと思うと残念。15分ほど自転車で走ったら雨が激しくなってきて、早々に引き返した。防寒、防水対策は全くしていなかった。

蒜山高原にオブジェのようなものがあった。なんか既視感が凄く、これ東京オフィスの近くにあった気がすると思って調べたらやっぱりそうだった。

隈研吾氏監修【CLT PARK HARUMI】蒜山↔晴海プロジェクト | ベストレート保証【公式】岡山ひるぜん貸別荘ピーターパン 雪あかり&クリスマスコテージ

わざわざ東京の晴海から移築したみたい。隈研吾氏設計監修とは知らなかった。

鳥取砂丘

蒜山から倉吉の方に抜けて国道9号を東へ走り鳥取砂丘へ。やはりここも天気はよくなくて多少雨が降ったようだった。

そのせいで砂というよりは土という感じであまり砂漠っぽくない。写真だと分かりづらいが砂丘というだけに実は結構登る。

砂丘の入口にあるプリン屋さん「TOTTO」。名物の砂プリンが美味しい。

この季節の日本海はやはり曇天で鉛色がしっくり来るのかも。とはいえまだまだ波は静かなもの。厳冬期にならないと波の花は見れない。

一番高いところに登ったので、浜までは降りずに上から写真を撮るだけにした。

らくだがいたけど何だか場違いな感じがする。
この後、梨をゲットして帰路についた。写真を撮り忘れたけど「新興」という品種で美味しかった。

www.kudamononavi.com

ぶらり中国ドライブパス

今回のショートトリップでは、お得に高速道路を走れる「ぶらり中国ドライブパス」というのを使ってみた。

ぶらり中国ドライブパス2022 | ドライブパス | ドライブ旅行なら「みち旅」

2日間もしくは3日間、定額で高速道路が乗り放題になるというもの。同様のサービスは関東や中部でも展開されている。今回は2日間で岡山、山陰地方がメインだったので*1そこまでお得ではなかったが、エリア的には岡山より西、山口県までカバーされているので、3日間で走り回るとかなりお得になると思う。平日もOKなので全部平日にすると更にお得。

*1:山陰道鳥取道は無料区間がそこそこある

出雲大社、一畑電車(サイクルトレイン)

11月の上旬に出雲大社に行ってきました。車に自転車を積んで宍道湖のそばまで行って、そこからは電車と自転車で出雲大社までという計画。

朝7時に大阪を出て、中国道米子道と乗り継ぎ4時間弱で宍道湖に到着。 ここは宍道湖から出雲大社までを結んでいる一畑電車、通称「ばたでん」の松江しんじ湖温泉駅です。きれいな駅舎でした。

車両はかなり年季が入ってます。「ばたでん」は映画「RAILWAYS 49歳で電車の運転士になった男の物語」にも登場したので、ご記憶の方も多いかと思います。

「ばたでん」は通年でサイクルトレインを実施しており、このように直接車内に自転車を持ち込めて、とても便利です。ただし、別途持ち込み料(一律320円)はかかります。チューブで止められるようになってます。

車窓からの宍道湖。天気が良くてよかったです。

出雲大社まで1時間ちょいで着くようです。こちらは自転車道を走るべく途中の園駅で下車しました。残り30km弱といったところです。電車30分プラス自転車1時間30分くらいの見込み。

駅からちょっとで出雲路自転車道に出ました。走りやすそうな道です。

途中に自転車道の案内がありました。

出雲大社の少し南に位置する稲佐の浜。「国譲り神話」の舞台として有名なところですね。この浜で旧暦の10月に八百万の神様をお迎えするんだそうです。(なので他国では10月は神無月となります)今回ちょうど旧暦10月に当たってました。

1時間40分くらいこいで出雲大社に到着、距離は約30km。ほぼ一本道で要所に案内もあり迷うことはなかったですが、結構風が強かったので少々時間がかかりました。この時点で2時ちょい過ぎ。

こちらは神楽殿になります。やはり風格がありますね。

この日は連休の谷間で平日だったのですが(11/4)意外と人が多かったです。神様が集まってきてるから、目当ての人が多いのかな。高速道路はそれほどでもなかったですが。

この奥が御本殿です。神様はヤマタノオロチを退治したスサノオの子孫である大国主命オオクニヌシノミコト)、神話「因幡の白うさぎ」に出てきます。

表側の参道から続く、松の参道。どうも逆から回ってしまったようです。出雲大社への道については調べてたのですが、大社そのものはあまり調べてなかったです。

こちら側が表の参道です。「神門(しんもん)通り」というそうです。参道の両側には色んなお店が並んでいて、賑わってました。

参道の脇にある旅館、竹野屋。竹内まりやさんのご実家だそうです。抜群のロケーションですね。一度泊まってみたいものです。

一畑電車の「出雲大社前駅」です。神門通り沿いにあります。ダイヤは1時間に2本といったところですね。

帰りもサイクルトレインで、宍道湖まで連れてってもらいました。余裕があれば帰りも自転車道を走りたかったのですが、宿の時間があり断念。今回旅館に泊まったのですが、ビジネスホテルにしておけばそこまで時間を気にしなくてもよかったかもです。(味気ないですが)

バタバタして旅館の写真はまったく撮ってなかった(汗) 翌日は鳥取砂丘とかに行きましたが、別記事で。

奈良ライド(ゆるゆるグルメライド部)

5/28は「ゆるゆるグルメライド部」というサークルのライドに参加してきました。

ライドのプランは関西医大から淀川サイクリングロード、木津川サイクリングロードと走り、奈良の国境食堂というところでランチ、その後奈良監獄、プリンの森等を回って帰路に着くというものです。

この日は11名が参加、関西医大で10名、さくらであい館で1名が合流しました。若手の方から私を含めオジサンまで年齢層も幅広かったです。 写真はさくらであい館、9時くらいですがサイクリストの方が結構おられます。

であい館を出てすぐ京阪電車の踏切がありました。今回始めて木津川自転車道の北側を走りましたが、北側のほうが道幅が広くて走りやすいですね。

2時間くらい走って国境食堂到着。京都と奈良の境にあるからこの名前になってるらしい。

ここの名物?はカツ丼の大盛りみたいです。左が大盛り、右が普通。大盛りの量が半端ないです。私はもうこんなに食べられないので普通盛り。

ランチ後は奈良監獄に。明治期に建てられた古い建物ですが、確か割と最近まで少年刑務所として使ってたと思います。今後はホテルとして使うプランがあるようです。

奈良監獄近くにある古刹、般若寺。花がきれいなことでも有名みたいですが、中には入りませんでした。

プリンの森でデザートタイム。メルヘンチックなイメージで統一されてます。暑かったのでソフトを食べましたが美味しかったです。 帰りはここから関西医大に戻る人と、奈良を南下して柏原方面に戻る人に別れました。私は柏原方面隊に。途中平城京とか通ったのですが、写真撮り忘れました。 かわりに以前平城京へ行った時の記事を貼っときます。(11年も前のネタですが)

mucho66.hatenablog.com

柏原のリビエールホール。大和川と石川サイクリングロードの分岐点にあり、最近はサイクリストの待ち合わせ場所、休憩スポットとしても有名みたいです。サイクルラックも置いてあります。

ここんとこソロ活動ばかりだったのですが、仲間と走るのもいいですね。機材の話とか、いろんな話ができて楽しかったです。また参加したいですね。 企画された方、先導していただいた方、ほんまにありがとうございました。

ビワイチ(北湖のみ)

ずっと走ってみたかったビワイチ(琵琶湖一周)にチャレンジしてきました。

とりあえずは北湖のみ(琵琶湖大橋より北)を走って、調子がよく、かつ時間があればフルにも挑戦と思ってましたが、北湖だけでお腹いっぱいになったのでフルは断念。

起点は守山市。モニュメントのある辺りから左回りに一周です。

https://kyoto-np.ismcdn.jp/mwimgs/3/7/298wm/img_370fd3caca7162f9bfed9dcb4b5f196f654390.jpg

基本的に道路上にブルーラインが引いてあり、道に迷うことはないです。分岐点でもちゃんと方向が記されてます。奥琵琶湖のあたりで一部ラインがないところがありますが、95%以上は引いてあるように思います。滋賀県はかなり気合を入れて道路整備したようです。 (上の画像は京都新聞サイトのリンクです)
自転車からしてみるとブルーラインのおかげで自転車のエリアが確保されててよいのですが、道路の幅員が狭いところだと車がかなりスレスレを通っていくのでちょっと怖いですね。後でブルーラインがあるところを車で通りましたが、車から見るとブルーラインと中央のラインの間に自分の車が収まってるようには見えないところもあります。自転車のために道路を拡幅した訳ではないからしょうがないですが、走行時には要注意。
車道が上級コース、歩道・自転車道が低速コースという分け方になってます。歩道側でも歩行者はそれほどいないのですが(ハイシーズンだとまた違うのかも)、概して路面の状態は車道のほうがよくて走りやすいです。

彦根あたりまで来ました。この日はずっと曇天で気温も5月にしては低くて、半袖しか持ってこなかったので終始寒かったです。

長浜市、奥琵琶湖に入る手前まで来ました。ビワイチルートはほぼフラットですが、この後、賤ヶ岳を登ります。そこまで厳しい登りではないです。賤ヶ岳はトンネルがありそっちを通れば登りは回避できますが、コース上は避けています。トンネルが狭くて危険だからなのでしょう。

北端の海津港の手前付近です。奥琵琶湖のあたりは交通量も少なく走りやすいです。景色も里山な感じになってきますし、湖岸以外も走ってみたいですね。

賤ヶ岳を降りた後、道の駅「塩津海道 あぢかまの里」によって昼食を取りました。ここまでで半分ちょいといったところ。

湖西の大津市に入ったあたりです。比良山側を見ています。3/4くらい走ったことになります。

湖西より湖東方面を望む。湖西方面はコンビニが少ないので要注意。昼食後、適当なコンビニまで走るつもりがなかなかコンビニが出てこなかった。

琵琶湖大橋の西詰までやってきました。これを渡れば起点(ピエリ守山付近)はすぐです。

湖岸ということで風が強いのでは?と思ってましたが、この日は意外とマシでした。一部、奥琵琶湖の山側の方で風の強いところがありましたが、湖岸は比較的穏やかで意外でした。
出発は朝9時くらいで、戻ってきたのが夕方17時半過ぎ。走行ログを見ると153kmくらいを6時間40分くらいかけって走ったと記録されてました。何度かの休憩と昼食を含めて総トリップ時間は8時間と30分くらいでした。

フル一周すると200kmになりプラス40kmなので、あと2時間くらいは見ておかないといけないですね。となると出発を2時間早めれば1日で走り切ることが出来るかも。ただし体力的にはちょっと不安でこの日も終盤は足に来ていて痛みもあったし、もう少し乗り込んでおかないと厳しそうです。

白井大町藤公園から竹田城址

連休中、何気にローカルニュースを見ていたら兵庫県朝来市の大町藤公園の藤が見頃だということで、自転車で走ってみるかと連休終盤に行ってみました。

ググって見ると結構遠いので車載で行くことに。中国道から舞鶴道、北近畿豊岡自動車道と乗り継いで2時間くらいで最寄りの拠点に到着。

「但馬のまほろば」という道の駅です。北近畿豊岡自動車道PAも兼ねてます。ここから出発。

このあたりは兵庫のいわゆる中山間地域にあたり、こんな感じの自転車で走るのはもってこいの道が多そうです。

右の線路は山陰本線。特急ぽいけど(サンダーバードとかと同じタイプか)何だろう。

大町藤公園に到着。結構な人手でした。

公園を登って上から見るとこんな感じです。

大町藤公園から西に30分くらい走って竹田城址に到着。200mくらい登りがあってそれなりにしんどいです。ここから竹田城址まではさらに徒歩で登らないといけないみたい。(途中まではバス、タクシーも使えますが)
30分くらい徒歩で登って竹田城址に到着。素晴らしい眺望です。古城山(虎臥山)の上に築城されてますが、山の周囲360度に眺望が開けています。こちらは東側、播但線竹田駅周辺が見えています。

本丸手前から南千畳を見ています。雲海は秋、9月〜11月の朝に出やすいそうです。

こちらは天守台。高さは353.7mだそうですが、もっと高いように思えますね。

こちらは南西側。周囲はほぼほぼ田園地帯で癒やされますね。

竹田駅よりやや南側を見ています。中央を流れている川は円山川、朝来から養父、豊岡を通り日本海へ注いでいます。

兵庫の北側を走るのは初めてでしたが、車も少なくてなかなかよかったですね。走れそうなところをいろいろ探してみたいと思います。