日本スーパーラグビー参戦、チーム名はサンウルブスに決定
いつか書かねばと思っていた日本のスーパーラグビー参戦の話だが、チーム名が決定したという。「サンウルブス」、結構いいんじゃないかな。
そもそもスーパーラグビーとは何ぞやという話から入ると南半球で開催されているプロリーグのことである。豪州、NZ、南ア3国で構成しているラグビー連合協会SANZARが主催しているリーグで現在は豪州地区、NZ地区、南ア地区それぞれ5チームが所属している。2016年から南ア地区に3チームが追加となり、南アから1チーム、アルゼンチンから1チーム、残る1枠に日本が参戦することになったもの。毎年2月から7月がシーズンなので、国内の日本選手権とちょっと重なるけど、国内の日程は調整されるだろう。
これは本当に凄い事で、野球でいうと侍ジャパンがMLBに所属するようなもの。今、豪州、NZ、南アの各代表に名を連ねる選手の多くがスーパーラグビーに所属している。今までは試合することすら難しかったトップレベルと毎週のように試合することができるのである。2019年、日本で行われるW杯にむけてこの上ない強化となるはずだ。
2月27日秩父宮でライオンズと対戦
2016年の日程は既に決まっており、日本は2/27に開幕を秩父宮ラグビー場で迎え、計15試合を戦う。ホーム扱いは8試合でそのうちの3試合をシンガポールで開催、残りの5試合を秩父宮で行う。
秩父宮での日程は下記の通り。
節 | 日程 | 対戦相手 |
---|---|---|
1 | 2/27(土)13:15 | ライオンズ(南ア) |
4 | 3/19(土)13:15 | レベルズ(豪州) |
9 | 4/23(土)14:15 | アルゼンチン*1 |
11 | 5/7(土)14:15 | フォース(豪州) |
15 | 7/2(土)14:15 | ワラタズ(豪州) |
スーパーラグビーが日本で開催されるだけでもちょっと凄いと思うのだが、日本チームが参戦するなんて本当に夢のような話で現実感がない。まだチームに所属する選手やヘッドコーチも未定だし(エディーさんがやる予定だったようだが、断ってしまったみたいだ)その辺W杯が終わらないとなかなか前には進まないのだろう。今後の情報に要注目だ。
死のAプール、イングランドは予選リーグ敗退 - Rugby World Cup 2015
B組も日本の躍進で混沌としているが、豪州、ウェールズ、イングランドが入った死のA組では開催国イングランドが豪州に敗れ、2敗となり予選リーグ敗退が決定。豪州とウェールズが8強入り。オーストラリアはさすが優勝候補の一角といったところか。イングランドはウェールズ戦で引き分けに持ち込むチャンスがあっただけに悔やまれるところだろう。他の組ではニュージーランド、フランス、アイルランドが順当に8強入り。アルゼンチンもほぼ進出できるだろう。残りはB組の2枠で他力本願だけど日本が食い込む事ができるかというところ。アメリカとサモアに頑張ってもらいましょう。
*1:チーム名は未定